藤巻健史氏は、1974年一橋大学卒業後三井信託銀行に入行し、国内のリテール業務でトップセールスの評価を得たことから、社費で米国のノールウエスタン大学大学院に留学しMBAを取得し帰国。同行でディーリングルームに配属して為替や債券に係わりました。
その後、モルガン銀行に転職をはかります。モルガンではさらに華々しい業績を上げることとなり、資金為替部長や日本人初の東京支店長を勤め、伝説のトレーダーとして全世界のモルガン銀行の支店の中での、儲け頭の存在となったことでも知られています。
2000年にジョージソロスのアドバイザーを勤めたことでも有名で、その後、独立して投資会社を経営しながら大学などでも教鞭をとっていました。
現在は参議院議員
前述したように、モルガン時代の藤巻氏は、大変な稼ぎ頭で年収も銀行員でありながら高額長者番付に登場するほど、有名を馳せた敏腕ディーラーとして世界的にその名前が知られています。
しかし、最近では「日本国債の金利が暴騰して大変な状況が到来する」などの危機を煽る内容の書籍の出版が相次いでおり、とりわけ為替市場ではその評価は二分されているというのが現状となっています。