ベンジャミン・グレアムは現代社会でもっとも株式投資に成功をしているとされているウォーレン・バッフェットの師匠に当たる人物として知られています。
ウォーレン・バッフェットは実際に父の次に大事な人として尊敬をしています。
バリュー投資
バッフェットが株式投資に成功したのはこのバリュー投資にあると思います。
これをバッフェットに教え込んだのはコロンビア大学で教鞭をとっていたベンジャミン・グレアムになります。ベンジャミン・グレアムの哲学は市場というのはきまぐれな存在であり、常に正しい値段を提示しているわけでなくバカらしい値段を提示することもあると提唱をしています。実際にそのバカらしい値段を提示しているときに株式を購入するのは合理的ではなく、まっていれば必ずバカらしく安い値段が待っていれば必ず来るのでそのときに買えばよいということを提唱をしています。
それが、今日のバッフェットの哲学になり、割安な株を市場から買うというバリュー投資が世界の共通用語になるくらい有名な話になります。
FXの割安の水準とは?
私の個人的な計算によれば、現在のドル円レートの適正な水準は108円から110円の水準にあります。
ですから、現在のレートが122円とすればもう割安すぎる水準にあると言えると思います。通常、割安すぎる水準は適正の水準から2割になります。適正水準に1.2倍をすれば大体、120円の後半は円安のピークということになります。
今の最安値は大体、計算上は2割安になりますのでもうそろそろ円安とばかり思っていると危険な水準になります。ただし、これは経済が安定的状況下での話でパニック時には話が違ってきます。