株価や商品相場などの数字を基にした、金融派生取引です。現在の数字と比べて、今後の数字が大きくなるか、小さくなるかを予測して投資するのです。外国為替の通貨ペアの数字でもバイナリ―オプションが行われています。
バイナリ―オプションの例
例えば、現在、〈ドル/円〉が120円だったとします。この数字が3日後にどうなるか、を予測するのです。もし、120円より数字が大きくなる、と思うのなら、「大きくなる」に5万円を投資します。そして、思った通りに数字が大きくなったならば、事前に決めてあった金額を貰えるのです。もし、数字が小さくなったならば、掛け金の5万円は没収されます。
バイナリ―オプションには多数の種類がある
ようするに、数字が大きくなるか小さくなるか、なのですが、いろいろと「味付け」がされています。上記の例では、3日後で説明しました。実際には、1日後、2時間後、30分後などなど、短期の期間が多数あります。上記の例では、「大きくなる」で説明しました。単に「大きい」だけではなく、「121円になるかどうか?」という設定もあります。上記の例では、5万円を投資する、と説明しました。投資金額は自分で決めるのです。ですから、100円だけ投資する、ということも可能です。
バイナリ―オプションの表と裏
投資前に、いくらの投資でいくらリターンがあるか分かります。(FXのような、レバレッジがないので大きな利益は得られません。)投資期間が短いので、短期に儲けられるのです。(締切が決められているので、状況が好転するまで待つ、という時間戦略が不可能です。)少額の投資で、儲けることが出来るのです。(少額なので、気楽に参加し、何回も繰り返して損をし、損が膨らむ可能性があります。)
国民生活センターの掲示
独立行政法人・国民生活センターには、次の掲示があります。「バイナリーオプション取引はリスクの高い取引であることを理解し、無登録の業者との契約は行わないようにしましょう。」