トレンドの初動に乗ることは難しいことだと思います。しかし、トレンドが発生する前には必ずレンジ相場があります。
このレンジ相場を利用して、トレンドが発生したとき、より有利な位置でポジションを形成しようという考えです。方法としては+2σラインで売り、-2σラインで買うという至極シンプルなFX手法です。
単純FX手法概要
手法名 | ±2αラインを用いたFX手法 | ||
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開発者 | しんさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 5分足、1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円 | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 50回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -10pips |
±2σでエントリーするだけ
まず、より大きな時間軸のチャートの移動平均線の向きを確認します。移動平均線が上向きなら買いでのみエントリー、下向きなら売りのみでエントリーします。決して大きな流れに逆らうポジションは持たないようにします。
より大きな時間軸でチャートの方向性を見極めたら、より小さな時間軸のチャートで売りの場合は+2σラインで、買いの場合は-2σラインでエントリーするのみです。
損切りと利益確定
利確(買いでエントリーした場合)
①+2αラインに到達
②+2αラインに到達後、+1αラインを割り込む(終値)上記の2つのポイントで分割で決済することをお勧めします。
①はレンジ相場が続くことを、②はそのままトレンドが発生することを想定しています。
①の場合、ポイントに到達した瞬間、もしくはその直前くらいで決済していいですが、②の場合は、終値が確定するまで(終値が+1αラインを割り込むまで)決済を我慢するというところが重要です。
損切り
①エントリー後-2αラインを下抜け下向きにトレンドが発生した場合
②エントリー後一度上昇したものの、利確ポイントに到達せず、エントリーポイントまで戻ってきてしまった場合
あまり厳密になりすぎないこと
この方法ならもしブレイクがだましだとしても、利益を確保できるため、ストレスがかかりにくいと思います。
レンジ相場といっても、±2σ間を単純に往復するだけではないので、その時々に合わせて多少臨機応変な対応が必要かと思いますが、このルールに忠実にFX取引しても十分に利益を出せると思います。
また、あまり厳密になりすぎないことも重要です。ある程度遊びを持たせてFXトレードしたほうがうまくいきやすいと思います。