このFX手法は5分足ローソク足のもみ合い(ビルドアップ)を観察し、そこからのブレイクアウトとともにエントリーをする、順張りのFX手法です。
また、このFX手法は、ボブ・ボルマン著「FX 5分足スキャルピング ープライスアクションの基本と原則』(パローリング社)」に依拠したものです。
本書で紹介される数多くのFX手法、留意点のうち、僕がいくつか改善しただけで大きく収益が変わったポイントを簡単に説明したいと思います。
ローソク足の動きと移動平均線とラインを引くだけなので、FX初心者向けかもしれません。
FXの5分足スキャルピング手法の概要
手法名 | FX 5分足ブレイクアウト手法 | ||
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開発者 | FX初心者大学生ヒロさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル、その他 | ||
分析手法 | ローソク足、ボリンジャーバンド、トレンドライン | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 30~90分 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -10pips |
エントリー手順詳細
このFX手法の肝は、25MA付近での売りと買いの小競り合い(ビルドアップ)です。
これが見られないブレイクアウトには基本的にエントリーしません。ブレイクしてもすぐに逆行する可能性があるためです。
1.25MA付近のビルドアップの中で、目立つ高値、安値に水平線、トレンドラインを引く
2.大局的な支配の方向を大きい時間足で確認しておく
3.確認した支配の方向にローソク足の圧力が向かっていることを確認 → この時ダマシは頻繁に起こりますが、これを回避して支配の方向にローソクが伸びれば、強いブレイクアウトの兆しとなりがち
4.ローソク足が水平線、トレンドラインを明確にブレイクしたところにエントリーする → 25MAから遠いブレイクは見逃す。価格調整によって、逆行することを想定した場合、平均線から遠いブレイクは損切りラインも幅を大きくして弾かないといけなくなるため。
損切りと利益確定方法
原則として、利確:+20pips、損切り:-10pipsのOCO決済注文を出します。
利確はトレンドの勢いで多少の上下はさせますが、損切りは明確な支持線や抵抗線が10pips内にある場合以外は動かしません。
ときには逆行して含み益がゼロになりかけることもありますが、そういった場合も焦って決済などせず、自分の信じた水平線、トレンドラインからの反発を待ちます。
エントリーすると、どうしても気になり損切りラインをいじってみたりと愚かなことをしてしまうFX初心者の僕にとっては、機械的な決済の方が良い結果になることが多いのが経験則です。
詳しくは書籍を読む事をお薦めします。
このFX手法は売りと買いの小競り合いの中でブレイクの圧力が高まり、ブレイクする足を見極めることがカギとなります。
そしてこのFX手法を追求していけば、高度なテクニカルチャートを利用せずとも、簡単な線とローソク足だけで勝つことができると思われます。
僕のFX手法は、本に紹介されている一連のプロセスを掻い摘んだものに過ぎません。ぜひタメになる本なので、一読の価値ありです。