このFX手法は、相場が持ち合っている時は必ず上か下にブレイクするという相場の性質を利用した、ブレイクアウトのFX手法です。
使用する通貨ペアは、米ドル円とユーロ米ドルです。朝一で日足チャートをチェックするだけなので、忙しい人でも余裕を持ってFXトレードすることができます。
FX手法概要
手法名 | 日足持ちあいブレイクFX手法 | ||
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開発者 | berさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1日~数日 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 1回以下 |
エントリー注文 | 逆指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -50pips |
レンジの上限・下限に逆指値注文
まず、FXチャート上に日足のローソク足を表示し、現在の相場がレンジ相場なのかトレンド相場なのかを判断します。
基本的には、チャートの形から判断します。トレンド相場だった場合は、トレードはしません。レンジ相場だった場合は、そのレンジの最高値に逆指値で買いポジションの注文を、最安値には逆指値で売りポジションの注文を、それぞれ入れておきます。
直近の最高値と最安値ではなく、レンジの最高値と最安値です。その為、数ヶ月の間注文にヒットしないこともあります。
逆指値注文にヒットすれば、買い・又は売りのポジションがエントリーされます。
損切りと利益確定
ポジションをエントリーすると同時に、損切りと利益確定の注文も入る様にしておきます。
損切り幅は-50pipsで逆指値の注文が、利益確定幅は+100pipsで指値の注文がそれぞれ入る様に設定しておきます。
ポジションをエントリーした後に、損切りか利益確定の注文にヒットすると、ポジションが決済されます。
我慢して待つ事が大切なFX手法
このFX手法は、年間の取引回数は少ないですが、トータルではプラスになります。数ヶ月程度取引がないと、思わずポジションを持ちたくなりますが、我慢してルール通りにFXトレードすることが大切です。
その為、ポジションを持つことが待てないいわゆるポジポジ病の人には、不向きなFX手法と言えます。
また、利益のトータルから損失のトータルを差し引いた利益は、それほど大きくはないので、利益を増やす為の工夫も必要かと思います。
現在では損切り幅を-50pips、利益確定幅を+100pipsで固定していますが、この幅を変えてみたり、ポジションを持った後トレンドが発生して利益が大きく伸びそうであれば裁量で決裁するなど、まだまだ利益を増やす余地はありそうです。
また、他のFX手法でトレードしている人が、ポートフォリオの一環として用いるFX手法としても、有効かと思います。