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一目均衡表は世界中から評価されているトレンド系指標

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一目均衡表は、今やドル円にかかわる外国人トレーダーもIchimokuという言葉を使って注目するチャートとなっています。
このチャートは戦前のコンピュータが存在しなかった昭和11年に一目山人のペンネームを持つ細田悟一士によって開発され、実は登録商標とされている言葉なのです。
コンピュータの存在しなかった時代に述べ2000人による人海戦術と7年におよぶ時間をかけて開発された一目均衡表は独特なチャート手法として既に80年近くたった今日でもいまだに健在で、株にも為替にも多くのトレーダーに利用されている指標となっているのです。
この一目均衡表は2次元のチャートとしてしか描かれていませんが、時間軸を非常に意識しているのが特徴で、この時間軸に対する意識がチャート上に表れることから先行きに対する見通しが見えてくるというほかのチャートにはない独特の内容となっているのです。
日柄という部分をかなりしっかり取り込んでいるのがこのチャートの特徴です。相場の初期のころというのはどの国でも記者やアナリストだった人間がチャートの開発に意欲を燃やし、それぞれの考え方と手法を駆使してテクニカルチャートを開発しています。
相場の実体に精通した人が作ったからこそ、長く利用されるものとなったようですし、当時細田氏はこのチャートにもとづいて新聞の記事を書かれていたことも記録に残っています。

一目均衡表の考え方

時間の流れには一定の周期やリズムがあり、時間と為替の変動の関係性を日柄という考え方で体系化したところがこの一目均衡表の大きなポイントとなっています。

一目均衡表は転換線、基準線、雲、遅行線という4つの要素により構成されています。それぞれの言葉の定義は以下のようになっています。 
まず基準線は、相場における過去26日の高値と安値の中間値を示しています。また、転換線は過去9日の高値と安値の中間値を示しています。この2本の線の位置関係から相場の方向の様々な可能性が示唆されることとなります。
まず、基準線は相場の方向性を示しているものです。その名の通り、相場の基準線ですから、FXで言えば現在の価格が、基準線よりも上にあれば、強気相場と見ることができますし、下にあれば弱き相場と判断することになります。一目均衡表ではまずこれが基本になります。 

基準線と転換線の関係

これは一目均衡表を利用するトレーダーのほぼ全てが認識している基本ですが、転換線が基準線を下から上に突き抜けた時には買い転換のシグナルとなります。

またそれとは逆に転換線が基準線を上から下に抜けたときには売り転換のシグナルとなります。
ただし、こここでさらに追加で判断をしたいのが基準線の向きということになります。買い転換のサインが出た時に、基準線の方向が上向きであれば、実は買い転換とは判断しないことになるのです。
また買い転換のサインがでた後に再度売り転換となった場合に基準線が宇和抜きになっていれば、同様に逆転にはならないと判断するのです。したがって、こうした転換サインが出た時には、まず転換線が上を向いているのか下を向いているのかをチェックすることが極めて重要なことになります。

雲の存在

一目均衡表により表示される抵抗帯、つまり雲の存在はこのテクニカルチャートで非常に大きな特徴となっています。この抵抗帯はある種の抵抗線と考えられており、基準線と同様に一目均衡表では相場の強弱をはかるためのツールとなっています。

現在の価格がこの雲の上に位置している場合には強気相場であり、逆に下に位置している場合には弱き相場と判断されます。したがって雲の中にあった相場が完全に雲を抜けたときには転換点と考えることもできるため、多くのトレーダーがこうした相場と雲の位置について注目することになります。
この抵抗帯である雲についてはもう1つチャックするポイントがあります。それは雲の厚さの問題です。雲にはきわめて薄いところと厚いところが登場することになりますが、全体として薄い雲は相場のしこりは限定的で比較的抜けやすいものとなります。
しかし逆に厚い場合にはやはり抜けにくく、この雲自体が大きな抵抗として機能しますので、結果として阻まれて跳ね返されることも多くあるのです。したかって厚い雲の中に相場が入ってしまった時にはその後の動きに注目することが先の相場の動きを予想するためには大変重要となるのです。

遅行スパンとの位置関係

一目均衡表の中では雲の存在が視覚的にも非常に大きな存在として認識されますが、実は一目散人自身は遅行スパンの存在がそれにも増して売買タイミングをはかっていくうえで極めて重要であると述べています。

この遅行スパンがローソク足を上抜けてきた場合には、かなり強い買いサインと捉え、逆に下抜けした場合には売りサインと考えるのです。
この遅行スパンというのは、言ってみれば26日(昔で言えば日曜日を除くほぼ1カ月前)における売買者の現状における損益チェックをしているものと同じですから、この26日前にポジションを作った人間が今現在そのポジションを保持しようとしているのか、利益確定をしようとしているのか、はたまた損切りをしようとしているのかを判断できるものとして機能しているわけです。
これはまさに26日前の相場の価格との比較に過ぎませんので、売買ボリュームが加味されおらず、薄商い状態での価格であった場合には買いも売りのサインもだましになりやすいため、注意が必要です。
したがって一目均衡表のなかでは基準線、雲、遅行スパンといった個別の情報を総合的に判断して売買のタイミングかどうかを判断していくことが重要となるのです。

三役好転や逆転について

為替の情報を見ていますと良く出てくるのが三役好転、あるいは三役逆転という言葉です。

これはどちらかというと株式市場で多く使われてきたものですが、最近ではすっかりFXでも言われるものとなりました。まず、転換線が基準線を上回る状態で、基準線が横ばいか上昇の位置にあることが第一条件です。
そして遅行スパンが26日前の相場を上回ることが第二条件となります。さらに現在の相場が抵抗帯[雲]を上回っていることの3点が揃うと三役好転の買いポイントといわれるのです。
逆にこれと全く逆さまなものが揃った場合には三役逆転の売りポイントと見られます。
こうした三役好転の条件が出るときには、既にかなり市場に買いムードが漂っていることがあるため、事実上上昇相場をエンドースするサインという形になってしまい、タイミングとしては遅いこともしばしばありますが、かなり売買の条件が揃っているということは間違いないタイミングであり、リスクは少なくなるということがいえます。

一目均衡表が大きな影響を与えるドル円相場

FX市場ではすでに全体の57%が日本人の個人投資家によって占められていると言われますが、そのさらに6割近くが取引しているのがドル円となります。

このドル円の取引に大きな影響を与えているのが実は一目均衡表であるという説が有力になっています。多くの日本人投資家は一目均衡表のサインに基づいて売買をしているケースが多く、一目の結果によって東京市場を中心に相場が展開することが多いと言われているのです。
このことはもはや海外市場でも無視できない状況でドル円を扱う海外のインターバンクもIchimokuのチャートをチェックするケースが多い状況にあるのです。
ピボットポイントなどもそうですが、広範なトレーダーの参考指標というのは、それ自体が相場を動かすドライバーとなることが多く、とりわえドル円のように日本人投資家が多く集まる通貨ペアでは一目均衡表のような人気指標が相場に影響を与えていることだけはどうやら間違いがない状況です。
したがって、一目均衡表の売買シグナルをそのまま利用するかどうかは別としてもどのような状況になっているのかをチェックし続けることは相場を見ていく上でプラスになる者と考えられます。
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