米国のコンピュータプログラマーで、マカフィーの創業者である「ジョンマカフィー」が「サトシ・ナカモト」と話し合ったということを明らかにし、その正体を明かすことを示していることが報じられ、仮想通貨クラスタではかなりこの話が注目されています。
過去にはSBIの北尾CEOがサトシナカモトと話をしたなどと言って実在する人物なのかどうかが物議を醸したこともありましたが、今後その正体が明らかになると、これからのビットコインにも大きく影響が出そうです。
いい意味でも悪い意味でも、サトシナカモトの身元が判明するかどうかは楽しみな状況になってきました。
しかし一旦公表は先延ばし
この情報が飛び出してからマカフィー氏のサトシナカモトに関する身元公表は一週間以内といわれていました。が、その後先延ばしになっています。
それはナカモトしの正体を暴露することにより多くの訴訟の対象になる可能性があるからであると同氏は説明していますが、そんなに訴えられるようなことが起きるのかどうかにも注目が集まります。
当のマカフィー氏は8年間米国に税金を納めてこなかったことから、西インド諸島バハマの海の上で生活を送っているといわれています。
海の上とはどういうことかという気もしますが、この暴露がきっかけで米国に送還でもされてしまうとほかのことで問題になるという事情もあるようで、とりあえず口走ってみたものの結局のところ開示しない可能性もではじめているのです。
サトシナカモトは実在する人物なのか
サトシナカモトは特定の一人ではなくグループであるとか架空の人物であるといった様々な憶測がこれまでにも出ては消えていっているわけです。
ジョンマカフィーの言っていることが嘘でなければ米国在住の特定の人物が浮かび上がることもありそうで、事実関係が一体どうなのかが非常に気になるところです。
ビットコインはスタートからそれなりの時間が経過していますが、スケーラビリティの問題や想定外のハードフォークのトラブルなどで、サトシナカモトが書いたといわれるホワイトペーパーと現実の状況がかなり乖離し始めていることもまた事実です。
開発者本人が判明すればこうした部分についても多くの人間が確認をとりたいと思っているはずで、さまざまな意味でご本人が特定されることは大きな意味をもちそうです。
できることならば開示してほしいのが現在の状況です。