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ポストコロナに対する楽観論への強い違和感

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4月相場もいよいよお仕舞いです。すでに今年も3分の1が終了したことになるわけですが、考えてみますとこの4か月はかなり激動の時間帯であったことを改めて認識させられます。
1月末には新型コロナの問題は間違いなく顕在化していたわけですが、米国がほとんどこれを無視し続けたことで相場も殆ど反応することなく何事もなかったかのように上がり続けました。
為替ではドル円が112円を突破する上昇を示現したものの、その後は急激にコロナリスクが高まりご存知のとおり3月には大暴落を果たすことになります。
しかしその後はFRBの無制限緩和に対して相場が好感するとともに、なぜか米国の経済が早期に再開するのではないかといった妙な期待も高まり、米株は実態経済を無視して驚くほどの戻りを試しています。
不景気の株高というのはこれまでにも無かったわけではないですが、景気の下落局面で底を見たときに上昇が示現するというのがこれまでのパターンであり、いまだ強烈な景気後退、経済崩壊の過程に起こるものではないことをしっかり認識しておく必要があります。
家に籠ってチャートだけ見ていますと、なんでもありのような気分になりますが、実態経済を反映した相場はそんな荒唐無稽な動きはしないものです。
ここまでの足もとのNYダウと1929年を挟んだダウのチャートの動きを比較してみますと、明らかに今年の動きのほうが大きなボラティリティを発生させていることは一目瞭然です。
戻したことにより、徐々に形状が似てきており、ここから上昇しても反転下落の可能性は高まることになります。

ポストコロナ市場を予測する内容に楽観論が多いのに辟易

ネットやメディア上では早くもポストコロナの世界がどう変わるかがしきりに示現しつつあります。
国の姿勢や個人の生活形態、企業の雇用と働き方は確かにここから大きな変化が現れることになるでしょうが、そのどれもプラスに働くであろう個人は相当限定されております。
多くの人々がコロナ以前よりも劣悪な環境での労働を強いられるであろうことは、実際にコロナが収束しなくても現段階で十分に予測できるものがあります。
とくに実態経済で壊滅的な状況になりつつあるのが世界的な雇用の破壊であり、米国は最終的に5000万人を超える失業者が出て、生産労働人口の3人に1人が失業する可能性が今年実現してしまいそうな状況です。
過去12年散々努力してなんとか失業率を最低に押し下げて、ほぼ完全雇用まで実現したかのように見えた米国でしたが、たった1か月余りでそうした成果は完全に崩れ去ることとなってしまいました。
失業率という形では数字に表れない日本も同様で、アルバイトやパートなどの労働力のかなりの部分が仕事を失い収入が途絶えている状況は1回だけ10万円こっきりを提供されても解決のつく問題ではなく、今回の恐慌ともいえる経済の壊滅的な状況は私もいまだかつて見たことのない光景になりつつあります。
トランプ大統領は大統領選を控えて米国経済がV字回復であるとか株価が再び上昇軌道に乗ることを平気で口にします。
しかし、リーマンショックでも2年、世界恐慌の時には3年あまり株価がもとに戻るまでに時間がかかっていますから、足元の猛烈な壊滅経済の下でV字回復などが飛び出す可能性は全くないと言っても過言ではないと思い始めて居ます。
ウォール街のマネージャーやヘッジファンドの輩が飛躍的な相場の回復にイチかバチか賭けるという気分で突き進んでいるのは判らない話ではありませんが、個々人の生活を含めてコロナさえ収束すればすぐに元に戻るという発想を抱えて相場に臨むのはかなり危険ではないかと思う次第です。
どう危険なのかということは実際にこれからの相場が教えてくれることでしょう。5月相場はこうしたリスクが現実のものになる時間帯なのではないでしょうか。
少なくとも人の意見に流されずに自ら判断して相場にエントリーすることが極めて重要です。
(この記事を書いた人:今市太郎
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