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PCE価格、ダラス連銀からきのうの動きを説明

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おはようございます。いよいよ、平成最後の日になりますが、マーケットは変わらず動いています。本日はきのうのドル円の動きの説明になります。

PCE価格

メディアは必死に利下げの可能性とか言っていますが、FRBはそんなことは一言も言っていないのに、なぜ、そのようなことを騒ぐのか不思議に思います。

きょうはロジカルにその説明の一端をもしたいと思います。以下の説明は、年末には利上げの可能性もあるのがわかると思います。
上記はきのう発表されたPCE価格のインデックスになります。これはパーセンテージなどの相対値ではなくインデックス本体になります。
インデックスというのは株価と一緒で、さまざまな物価の平均の集合体になります。まず、考えていただきたいのは去年の年末にドル高からドル安に転換をしたこと。この意味は、物価というのは6か月遅れで反映をされるということを思い出してほしいと思います。
すなわち2018/12にドル高からドル安に転換をしたということは、2019/6に物価の上昇圧力が加速をする、ということです。
去年のドル円の値動きは年初が円高で18/2-4月のドル円はドル安からドル高に転換をしています。この物価面での影響は、18/8-10月になります。ドル高ですから、物価の上昇圧力は鈍ることになります。
上記のグラフをみると10月を境に上昇圧力が鈍っているのが見て取れます。さらに、2019年に入ると物価の上昇が鈍っているのがよくわかります。
では、2018/12月にドル安に転換をしたとすれば、6か月後には物価はさらに上昇圧力が加わることになりますので、物価がさらに上昇する可能性が高い、と推測することができます。
物価が上昇をするのであれば、金利も上昇をするのですから、FRBの金融政策も6月以降に変更になる可能性があるということです。
6月の数字というのは7月の末に発表しますので6月の政策変更はないであろう、と考えることができます。去年から今年の利上げは6月以降、と言っていた根拠はここにあるということです。

ダラス連銀

上記はダラス連銀になります。こちらもフィラデルフィアやメトロポリタンと同様にさえない数字になっています。先月6.9だったものが今月は2です。

アメリカ経済の低調、とくに企業、製造業部門は続いていることが確認できます。2018/4月には22程度あったものが、今月は2ですから、相当な落ち込みになります。
ただし、経済成長は去年よりもしているのですから、株価は絶対値になりますので高くなるということです。逆にドルの絶対値は去年と比べて下がっているのです。
ですからドル安になるのが当然のことです。では、このダラス連銀の数字をみて、このドル安が転換をするのはいつなの? ということを考えればいいだけの話です。
去年のピークが6月なのですから、6月までその去年との比較では、ドルは下がるのが規定路線になります。なぜなら、現状で去年よりもよくなる見込みは少ないからです。
ただし、6月以降は、去年の数字を超える可能性を秘めているという状態ですが、ダラス地区の場合は去年を超えるのは難しいということです。ワシントンのG20で麻生さんが述べたように年後半には景気は回復するでしょうが、ダラス地区に限っては、その成長はあまり大きくはない、と想像できます。
年後半の相場観は、この6月の数字が出そろってからということになります。しかし、物価面でも、景況感指数でも、6月というのは偶然の一致でしょうか? 私からすれば偶然の一致ではありません(笑)。

きのうの動き

きのうは物価が上昇をしたのですから、ドルの絶対値が上昇をしたのです。分子であるアメリカの絶対値が上昇をしたのですから、円安です。そしてダラス連銀が下がったので、再び、ドルの絶対値が下がったのです。結果として円高になっただけの話です。

さて、本日はISM製造業、自動車登録台数になります。ダラス連銀製造業指数をみてISMが良いと思う方はあまりいないでしょう。自動車販売もフォードなどの株価は好調ですから売れていると思う方も多いと思いますが、データを見る限りよくはないと思います。
去年、先月よりは売れているでしょうが。では、ドル円はどうなるか? 日本はお休みですから動きようがないのですが、アメリカの絶対値は下がる傾向の可能性が高いのです。
(この記事を書いた人:角野 實
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