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GW中の動きについて解説

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おはようございます。世の中、連休モードですが海外市場は動いています。連休中はどのような動きになるのか気になる方も多いと思いますので、その解説をしてまいります。

ドル円について

毎年、同じパターンですが、冬場のアメリカの景気低迷によって、4月末に発表されるアメリカGDP1-3月期がコンセンサスより小さくなって絶対値のドルが売られるという結果になります。

相対値であるドル円は、ドルが分子になるのですから、分子が小さくなれば円高になります。これが、きのうまでの動きです。私が、コンセンサスの2.0の数字が大きすぎると言ったのは小売売上の1-3月をみれば明らかに例年より売れていないのがわかります。
小売売上は、GDPの7割が個人消費になるのですから、それほど大きい数字になる訳がない、と結論づけることができます。
この数字が例年よりも2.5パーセントくらい増加をしていれば、2.0くらいが妥当になりますが、今回は適当に計算した結果、1.6くらいしかなかったので、数字が大きすぎると判断したまでです。
ですからGDP発表を通過すると、冬場のアメリカは景気が悪いのですから下振れをするということになります。現実の状態は春を迎え、生産活動が活発になっているので景気が良いのに、なんで円高になるの? という心象になりますが、このGDPは1-3月期のものですから、当然の帰結になります。
では、今後、連休に入った後の動きになります。まず、重要な指標が、月末から月初にかけて発表をされます。みなさんがすぐに思い浮かべるのは雇用統計になると思いますので雇用統計から解説していきましょう。さきほど春になって景気が回復をすると言っていますが、景気が回復すれば工場での雇用も増えるということです。
つまり新規の雇用は増える訳ですから、雇用統計の新規雇用が悪くなる訳がない。その上に日本と同様に労働者不足なのですから、賃金も上昇をする。となると、勧化なくても雇用統計はよくなる、ということです。
では、一方で、企業のほうは、どうなのか、といえば、先週のフィラデルフィアが悪い数字でした。このフィラデルフィアは、ISM製造業指数の先行指数になりますのでISM製造業は悪いということになります。
つまり、企業サイドは悪くなるということです。では経済三主体のうちの企業、家計の部門はわかった。政府はどうなのか、ということです。政府の税の徴収は、日本と同様、4月くらいには徴税が終了をします。
つまり政府の徴税があるということは、政府は毎年この時期に財政収支が黒字になるということです。ゆえによいということになります。
では、この3つの関係性をどう考えるかの問題になります。まず、ISM製造業は株価に見事に影響があります。つまり、ISMの製造業が極端に悪い数字が出ると、株価が売られるということになります。
実際にニューヨークダウの正式名称は、ニューヨークダウ製造業30種になりますから製造業に特化した株価ということになります。このアメリカの代表的な株価インデックスは下がることが予想されます。
その結果、円高になるということです。では、ほかの政府や消費者の重要な発表はあるか、といえば雇用統計以外は、それほど重要でもない訳です。
雇用統計は消費者で、それがGDPの7割を占めるのだからアメリカの絶対値は上がるじゃないか、という声もありますが、きのう、ミシガンサーベイ、消費者信頼感指数は下落していることに注目をしてください。
ミシガンサーベイ、消費者信頼感指数の現況指数が下がっているということは、お金を使わないということです。GDPというのはお金をどれだけ生み出したかの数字であり、お給料が増えても、新規に企業に採用されてもお金を使わなければ意味ないじゃん、ということになります。
つまり雇用統計が良くても、関係ないよ、ということになります。そのほか、さまざまな指標がありますが、消費者、政府のよい指標は連休中に出ないのです。
つまり、マーケットに反映されないから、アメリカの絶対値は下がる、すなわち、連休中は円高が進行するだろう、と想像すればよいだけです。ただし、ISMの非製造業は良い数字がでるでしょう。
これに反映されるのはナスダックやS&Pなどの株価インデックスです。つまりSPやナスダックはあまり下がらないからダウもあまり下がらないだろう、ということも結論づけることができます。
なんとなく意味がわかりましたか、たぶん、わかる人は1パーセントもいないと思います。では、そういう人を救済するために、以下の文章を見てください。

連休の動き

去年の動きをみろ、といつも言っていることを繰り返しておきます。連休前に意味不明な円安になるよ、と私は記しましたが、それが木曜日の引けにかけての円安でした。

そこから、翌日はGDP発表になりますので、見る人がみれば、GDPのコンセンサスが大きすぎるのはわかりますので、木曜日の引け、つまり日本時間の26日の寄りが売りになるのはもうすでにわかっていたことなのです。
これは何をみて私は言っているのか、おわかりになりますでしょうか。去年の動きをみて言っているだけなのです。今年も、去年の年末に言ったように同じパターンです。
こういった商いが少ないときには去年の動きを参考にすれば、連休中ヒマな方もFXで遊べると言っているのです。しかし、世界経済は去年より悪いので、下方向の圧力が強いのです。
幸いにして、去年のドル円は円安傾向ですが、去年のゴールデンウィーク中は、冒頭に書いたGDPの発表から円高になるという去年の焼き直し相場ですので、今年も円高ですよ、外したらスマン、ということです。ISM製造業が5/2なのですから次は、たぶん、悪い数字になるでしょう。
まだ、コンセンサスをみていませんが、良くなるコンセンサスであれば、大きく動くチャンスになるのです。GDPも0.7も大きく見積もっていたのに、実際に動いたのは0.6円です。
しょぼい動きですので過剰な期待はできません。これをみていれば、だいたいいつ動きだすのかわかりますので、連休中は心置きなく休め、遊べるということです。ほかの通貨も全部、去年の動きを見よ、ということです。かなり、価値のあることを言っていると思いますが、どうでしょうか?
(この記事を書いた人:角野 實

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