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マークイット総合PMIから為替を読む

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おはようございます。先日は鉱工業生産PMIから為替相場を読みましたが、今回は、月の第三営業日に発表されるマークイット社の総合PMIからマーケットを考えていきたいと思います。

マークイット総合PMI

アメリカ55.5>ユーロ51.9>イギリス51.5>日本50.4>豪49.7

イギリス△2.3>アメリカ△1.8>ユーロ1.7>日本±0>豪▲0.4

絶対値から相対値にする

クロス円で相対値に転換をします。上記の結果からみると、今月、投資すべきなのはポンド円、逆に売りなのは豪円になります。

鉱工業生産PMIの先日の結果

鉱工業PMIと総合PMIの比較考察

方向性が全く違うのはドル円と豪円になります。ほかは同じ方向性になります。この違いが出てくる理由には、

①調査機関が違う
②総合と鉱工業生産で同じPMIでも調査対象が違う
これが理由になります。
まず、PMIはマークイット社が開発をした最新の統計手法になります。このマークイットのPMIはギリシャや南欧債務危機の予見をしたということから世界的に注目をされた指標になります。
この統計が評判を呼び、世界中の投資家や金融機関に採用されています。ただ、なにぶんにも新しい調査方法なので新興国の総合PMIは発表していません。
ただし、時間が経てば新興国の総合PMIもニーズがあれば調査するでしょう。上記の表に新興国(トルコ、メキシコ、南ア)がない理由はそのためになります。
ただし、PMIは特段、新しい調査方法ではなく、たとえば日本銀行による3か月に一度の調査になりますが日銀短観もPMIの一部になります。
つまりマークイット社が開発をされている以前から、各国はPMIを発表しており、その中で必ず調査を鉱工業PMIは調査をしています。これは、なぜか? といえば、非常にかんたんになります。
たとえば、各国の政策を行政が判断する場合、現状の景気が良いか、悪いかを客観的に評価するものではPMIは最適になるからです。つまり、国の予算の使い方にしても景気が良いときと悪いときでは予算の使い方が違います。景気が悪いときは失業対策や公共事業などを行い、逆に景気が良いときには汚職、環境問題などに予算を回すような使い方をするのです。
さらに鉱工業PMIは、企業の原料素材の調達などを調査するのです。企業は需要のないものを購入しようとしませんから、必ず需要があるものを購入しようとします。
この場合、品薄で足りない場合には大量に購入をしますが、たとえば新商品の開発などの原料素材の調達では調達量が違うのは自明になります。その購入量が多ければ、多いほど景気は良いと判断できる訳です。
そして②の総合と鉱工業の違いは、鉱工業は景気に先駆けて変動する指数、つまり先行指標であり、総合というのは経済指標の先行、一致、遅行の3指標の総合になるのですから、現在の景気に一致したもの、ないしは多少、遅れるものと考えると良いと思います。
つまり上記の表の使い方は、鉱工業PMIが月の前半から中旬にかけて、総合PMIを月の中頃から後半にかけて参考に理論上は使えるのではないか、と定義できるのではないか、と考えればよいと思います。
(この記事を書いた人:今市太郎
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