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景況観は悪く、実態は非常に良いアメリカ

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おはようございます。曲がり屋の角野です。おそらくECBやFOMC待ちだと思うのですが、ドルが非常に強いです。
もちろん、トランプ大統領に屈したような印象を受けるパウエル議長が何等かの対策を打つのではないか?という思惑もあると思います。本日は、実態が良いのに景況感が悪いアメリカ経済についてです。

実行為替レート

きのう、21日分まで発表されました。オレンジの線がドル、青い線が円になります。オレンジの線はドルで先週から上昇したままの形で、本日までドルの絶対値は上昇しているように思われます。

青い線は円で先週は円高傾向になりますが、動いていないのが実態になります。このようにドル高円高の状態になれば、通常は、金融マーケット全体が下がるのですが、実際は逆に行っているというのが、実態です。
ただ、先週の動きは、大きな動きではありませんので、なんとも言えないな、というのが個人的な感想です。

レッドブック

きのう発表されたレッドブック、全米小売売上高になります。去年の第三週と比べても大きく上昇しており、アメリカの消費者は好調なのだろうね、ということになります。

ところが消費者の景況感は、
先週、発表されたミシガンサーベイになりますが、悪い。つまり、実際の景気は良いけど、景気の感じ方は悪い訳です。つまり、お金はもっているけど、景気の見通しや現在の状況は悪い、とアメリカ人は感じているのです。
通常は、いまがハッピーなら、未来もハッピーという統計が出るはずなのですが、出ないところが不思議なことです。

リッチモンド連銀指数

さて、こちらはリッチモンド連銀指数、鉱工業生産指数になりますが、悪いの典型の数字になっています。この指数自体は、それほど重要ではない数字なのですが、ま、だれが見てもこの景況感は悪い訳です。ですからフィラデルフィアの好調ぶりが逆に目立つのです。

で、こちらは実態経済になるのですが、それほど悪い訳でもないのです。ただし、上記3つの指標は全部「1月」の数字に対して、この全米鉱工業生産は「12月」の数字であることに注意が必要です。
実態経済の数字は早いもので2月にしか出なく、レッドブックは民間企業がやっているjので早いだけの話で、基本的には政府指標は翌月には出るということです。

まとめ

結果として、実態経済は、今朝はIBMなどの決算が好調ということで株価は買われましたが、景況感は悪いという結果です。つまり実際は儲かっているのに、センチメントが悪いというのが実態なのです。その背景には長引くガバメントシャットダウンや米中貿易摩擦が背景だと思います。

私がずっと言っているように、春から夏にかけて米中貿易摩擦が勃発をしているのですが、ちっとも、アメリカ経済なんて悪くもなっていないのに、貿易摩擦でアメリカの経済は停滞するというのは真っ赤なウソな訳なのに、いまだにそんなことを言い続けている方は単なる知ったかぶり野郎なのです。
要するに事実を背景にモノを考えていくと、アメリカ景気が大きく後退する可能性など少ないのです。じゃ、肝心なマーケットはどうなのか、といえば、ユーロと中国の景気低迷が鮮明で、このままアメリカも日本もよくなくなる訳がない、というのが私の本筋の考え方です。
アメリカの実行レートが下がっているときに株価が下がっているのですから、このドルの実効レートが下がるのを、曲がり屋と言われても、下がるのを待つほかないとは考えています。
それと日本の4月の統一地方選挙を控え、スタート台を低くしたいという思惑が働くとは思います。スタートを低くするためには、そろそろ、と思うのですが・・・
(この記事を書いた人:角野 實
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