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新興国とドルの関係について解説

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おはようございます。曲がり屋の角野です。ここ最近、事実をみて、それをどのようにロジカルに展開するかの話をしていますが、きちんとみなさん認識して読まれているでしょうか?
要するに現代社会は、知識「だけ」をもっていても何も役に立たず、その知識を、事実を背景にロジカルに展開していくことが大事です。
たとえば、韓国の問題で、韓国と北朝鮮は統一されるとバカ丸出しで、独りよがりな論が台頭してきていますが、これも「知ったかぶり」連中が言いそうなことです。
事実は全く違っており、生半可な知識で偉そうなことを語るな、とは思います。とかく韓国問題はセンシティブな問題ですのであまり刺激をするようなことは言いたくはないのですが、南北統一など現時点では全く見通しが立たないような話を事実のように語るのは辞めてほしいものです。
それを国営放送がそういうことを想起させるような報道を行っていることに憤りさえ感じます。この問題は、話題なので、冒頭で触れました。今回は、新興国とドルの関係を考えていきたいと思います。

新興国とドルの関係

たとえば、私はいつもドルとユーロは反相似の関係でユーロが高ければドルは安い、反対も真なり、といつも言っています。では、ヨーロッパではどうなるかといえば、ユーロが高ければポンドは高くなり、スイスフランも高くなる。

ポンドとスイスでは、ポンドのほうが経済力が上なのでポンド高、スイスフラン安になる、というのが為替の基本的な考え方です。
この基本を誰も教えていない訳で、テレビに出ている連中でこのことも理解をしていない人が多い訳です。だからドル高、ユーロ高なんてことを恥ずかし気もなく言い放つ訳です。
そんなことは通常あり得ない訳です。アジアはどうかといえば、基軸のドルが強ければ、人民元安、円安になります。アジアでは中国のほうが強いので元安になれば円高になります。
この辺は中国の為替制度に疑問を持つ人も多いので、かなり柔軟に変わります。しかし、基本は、中国が元高なら日本は円安です。オセアニアは豪とニュージーが反相関関係になるのです。
では、南北問題において、考えると先進国の雄がアメリカ、新興国の雄が中国です。これも反相関関係にあります。つまりドル高なら元安、逆も真なりです。そして新興国は人民元高なら新興国安、人民元安なら新興国高になるのです。
この意味をわざわざ割いたのは、このことをわかっていない人が非常に多いからです。たとえばトルコについて質問が多いのですが、私がドル基軸と連呼した責任もあるでしょうが、基本的にはドル基軸でドル高ならトルコ安ではないのです。
ドル高なら、人民元安、その結果、トルコ高というのが正しい考え方になります。そしてドル円のレートを出かけ先で聞いた場合、円安ならドル高、ドル高ならユーロ安、ポンド高とか、1つの通貨のレートを聞けば、だいたい自分の知りたい通貨のレートがどうなっているかの想像がつくのです。
たとえばNHKの場合は、日中は1時間ごとにドル円、ユーロ円のレートを報道しますが、そのレートさえ聞けば、ま、私が出かけ先であってネット環境がなくても、だいたいレートがどうなっているかわかるだけの話なのです。
だから、私はスマホとかインターネット端末など持ち歩かないのです。NHKラジオの報道を聞いていれば、なんとなく現在の為替状況はわかってしまうのです。

現在の状況

現在はドルの実効レートをみていれば、なんとなくわかってくるという話を先週しました。 これはドルの実効レート1/14までのものですが、最新のものは予測するほかありません。

それを想像するのにはドル人民元レートをみればなんとなくわかります。 上記はドル元レートになりますが、ドル実効レートとほぼ相似していることがわかります。
ここで注意してほしいのは、これは偶然みつけた産物ではなく、上記でも書いたようにロジカルに考えれば相似になるだろ、ということです。よくテクニカルでは、よく似た形を探すという小学生でもできる行為によって相場の先行きを見通すという方法があります。
たとえば未来チャートというのはフラクタル理論をもとに開発されたものです。フラクタルについて語るとまた、長くなるのですが、万物の形はすべて一緒の形をしているという理論です。
ですからチャートの形も過去の形と一緒のことが常にあるはずだ、と一見、合理的な理論になりますが、じゃ、どこから相似しなくなるのか、という欠点を見抜くことができません。
上記の実行レートと人民元レートの場合は、欠点ははっきりしています。実行レートが絶対値なのに対して、ドル元レートは相対値であるということが大きな欠点になるのです。
そこで、この相似の動きが離反するときというのはどういうことなのか? を考えれば、どこで相似をしなくなるのかはわかります。こうやって、ロジカルに考えていけば、自分の考えの欠点というのがはっきりして、いつ曲がるか、なんてわかってしまう訳です。
今回の場合は、やはりトランプマジックに幻惑されたな、というのが素直な感想です。去年の1番の円高場面というのはこの時期なのです。そのときに、米中交渉の妥結や我ガバメントシャットダウンの解決など、巧妙に仕組まれているな、と感じます。
フィラデルフィアのサプライズ数字にしても財務省に体よく利用されています。この時期に良い材料を大量に出して、ファンダメンタルズを無視したマーケットの動きをしようとしています。
しかし、先週、出たトランプ疑惑は過去最悪なもので、しゃれになりませんけどね。救いは、事実確認がまだ行われていない、ということだけです。トランプは必死に否定することでしょう。証拠が出ればトランプは完全にアウトになるでしょう。

まとめ

なんだかよくわからない内容になりましたが、本日は米国休場です。ですので、たとえば人民元レートとトルコのレートを較べてみてください。このことは前のサイトでも書いていますよね、あまり記憶はないのですけど。

イギリスは、本日、修正案提出で29日に投票。メキシコでパイプライン爆破、原油が続伸なるか、パラジウムは待ってましたの日経新聞報道で押し目形成なるか、です。
じゃ、ドル円はどうなるんだ、といえば、人民元安がいつ終わるのかをみていれば、なんとなくわかるようになると思います。本日は中国GDP発表です。今は、人民元をみているほうが早くわかるということです。
もちろんトルコも。そして中国はこれから旧正月入りです。上記のグラフを見比べれば、ドルの実効レートに先行しているのがドル元レート、ということをきちんと把握しなければいけません。
(この記事を書いた人:角野 實
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