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消費者物価と通貨安の関係を解説

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おはようございます。きょうも、ご質問への回答です。ミッキーさんからご質問をいただきましたので、今回は、通貨が売られた国がどうなるのか、という話をしていこうと思います。

通貨の急落

日本でも、円安になり過ぎれば、物価が急騰をします。そのときに、庶民のお給料は、物価の上昇についていけません。なぜなら、会社は物価の高騰することによって原材料費も高騰するのですから利益が減るからお給料は増やすどころか減らしたい欲求になるのは当然の話です。

でも、それでは、社員が辞めてしまうので苦しい台所事情をやりくりしてわずかなお給料をあげて、なんとか社員を引き留めようとします。
物価が上昇するのは、金利が上がるということではありません。基本的にはモノの値段が、上昇するから金利が上昇するのです。その金利が上昇すれば、資金調達が厳しくなります。
なぜなら、今まで、金利が5パーセントだったのが、いきなり20パーセントになればだれもお金なんて借りたくない訳です。できるだけ、お金を借りようとしません。
となると、会社の経済活動は停滞し、その結果、経済全体も悪くなる、というのが通貨安の弊害です。これが、去年の夏にトルコで起こったことです。

実際の動き

通貨安の影響というのは、トルコの場合、去年の夏で終わりではありません。どんな国でも一緒ですが、通貨安の影響というのは6か月後に来ます。これは、今まで、さんざんにお話しをしましたが、消費者物価は通貨安の6か月後に上昇し始めます。

これを自分の手で検証をしないと、私がそう言っているから、そうなるのだな、というような理解では、実際のデータを検証していないので、理解なんかできっこありません。
私が言っているから、わかった、なんて言っている方は、私がいつも言う「知ったかぶり」野郎なのです。知ったかぶり野郎には、成長は全く見込めません。なぜなら、自分は知っていることに満足してしまい、自分は知っているという潜在意識から勉強しないのです。
誰か有名な人がこう言っているからこうなるだろう、というのは小学生でもできることです。みなさんの卑近の例では、わからないことがあればスマホで調べてわかったつもりになっていることと一緒です。
要するにスマホで調べるということで満足し、その後何もしない、という行為が横行をしているのです。これらの人がSNSやさまざまな媒体を通して、クソの役にも立ちもしないブログなどを通して意見をするのです。しかも、自分は何も知らないことを隠すために偉そうに意見表明するのです。
あなたの身の回りにもそういう人いるでしょ? 言っていることは一見正しそうだけど、全然、その通りにならない人、ないしは自分自身がそうではないですか?
こういう人ばかりだから、私は声を大にしてみなさんに言っているのです。インターネットに書いてあることなんて、煽情的な言葉やあなたを引き付ける言葉を書いているだけで、そんなことは、たいていの方は基本知識としてあることしか書いていないのです。
つまり、グーグルで調べて知ったつもりになっている連中というのは、もともと基本的な教養がない、ということを自ら懺悔しているようなものなのです。私にだって知らないことはたくさんありますが、インターネットに書いてあることなんて根本的に答えがないものは信用しません。
信用するのは地図情報とか株価とか、だれもが信用するもの以外は信用しません。ミッキーさんには質問をしていただき本当にありがたい話なのですが、実際、たとえば11月まで円安でしたが、日本の物価は5月まで上がり続けるだろうとか、過去の円高、円安局面で、実際に物価がどうなるのか、を検証しましたでしょうか?
まず、この根本的理解をわかったつもりになって、次のことを考えても、結果はみるまでもありません。間違いなく外れます。まず、私が言っている通りになっているかの検証が先ず先です。
このことに自信を持つようになれば他の通貨でも、急落した通貨の二番底というのはたいてい半年先にくるんだ、だからマーケットは二番底を形成するのだ、というロジカルの思考が育つのです。だいたい、マーケットはなぜ、二番底を形成するのか、真面目に考えた人なんて、世界にいますか?
あるいは、このようにロジカルに二番底を形成する理由を説明した文献があるのか?あるわけないでしょ。だって、わかっている人なんて投資家の、1パーセントも通貨安と物価の関係がわかっている人、いないのだもの。
逆にやり天井とかやり底というのも酒田罫線法にありますが、やり天井ややり底というのは玉の投げ踏みによって起こるものなのです。
このやり底の典型例が、年初の為替やそのほかの金融商品の急落です。これをいつも通り、二番底とカウントするから、コメント欄にトルコやそのほかの金融商品は買いじゃないか、と書き込みが目立つようになったと思います。
本質的に年初の急落というのはおそらくファンドの投げによって急落したもので、あくまでも内部要因で形成した下げであり、これを二番底と形成するのは間違いです。
ファンダメンタルズでの二番底と、投げの底というのは違うということを理解すれば、私がいつも言うように年初の下げは事故みたいなもの、事故は交通事故のように防ぎようがないものが過半な訳です。その事故を避けようと思っても無理な話なのです。
だったら、実際の動きは、物価が上昇し、金利が上昇するのですから、トルコの場合、19/2-3月に急落する可能性が高いということができるのです。
でも、私はこう書いていますが、改めて、トルコの経済指標をみると、本当に好調なのです。つまり物価の上昇には良い物価上昇と、悪い物価上昇があり、悪い物価上昇の場合というのは景気が低迷している中での物価上昇になるわけです。
反対に良い物価上昇というのは、現在のアメリカのように、景気が良すぎて、商品需給がタイトになって物価が上昇し、金利が上昇を指すのです。これになるかもしれない、というシナリオが常に頭にあるのですが、どう考えても、20パーセントの金利で経済が好調になるわけがない、と思うのです。
だって、借金するときに金利20パーセントって、サラ金ではないのですから、だれが借りるのですか?この物価と通貨安の関係をまず、ミッキーさんきちんと理解することが第一です。
ミッキーさんにはなんだか、批判のようなことを書いてしまって、申し訳ないのですが、ほかの皆様も同じようなレベルのはずです。
ですから、ミッキーさんだけではありません。そして、プロの方にも、内容が耐えられるような文章になっていますよね。プロでも、上記の文章は、そういうことか、そして、内部要因による急落とファンダメンタルズの急落とは似て非なるものだ、ということはおわかりになったと思います。

では、今後、どうなるのか?

みなさんが一番、知りたいことだと思いますが、トルコが急落してから書こうと思ったことですので、かなりのフライング気味のことです。しかし、物価と通貨安の関係の理解が進んでいない方や、その検証をしていない方には本音ではこれを読んで欲しくないのです。なぜなら、一番、知りたいものを書いてしまえば、こちらしか、みなさん、読まないでしょ。だから書きたくないし、まだ、真面目に考えていませんので、書きたくない、という側面もあります。かんたんに書いておきましょう。トルコの場合、去年の8-9月に急落している訳でしょ。この場合、トルコ経済は好調な訳ですから、去年の8-9月より景気が悪くなる可能性は少ないのです。だったら、ファンダメンタルズは前年同月比でみるのが基本の形になるのですから、経済指標はどうなるのですか? そして、その結果、マーケットはどうなるのですか? だけの話でしょ。その前に5-6月にエルドアンが不規則発言をしています。これより今年が去年より良くなるかは微妙なんです、まだ。だから、書きたくないのです。例によって訳のわかんないこと、要するに訳の分かんないこと私が書いているときというのは自分でも、頭が整理されていないから言っていることが意味不明になる側面もあるのです。もちろん、わかっていてぼかすこともあるのですが、たいていの場合、わかっていることのほうが少ないのです。わかっていないから訳がわかんない説明になるのです。こう考えていくと、トルコが今後、サウジを超えて、中東の盟主になる可能性は現段階ではものすごく高い、そして経済は復調してきている、と長期的に考えると高い、としか考えようがないのです。もちろん、可能性の話です。

ほかの話

たとえば、去年、前にも書きましたが1月末から2月の上旬に、株価が急落しているのですから、経済指標も悪かったわけです。

では、その悪い経済指標より、さらに悪くなる可能性があるのは、PMIで50以下だった、中国やメキシコ、オーストラリアはその可能性がありますが、ほかの国は去年よりは良い数字が出るのは自然なことではないのでしょうか?
もちろん、いつものように自信満々で言わないのは、まだ、その検証が済んでいないからですけど、考え方の問題としては、こう考えるといいよ、ということになります。
で、去年、1月末にトランプとムニューシンがドル安からドル高への転換を一般教書やダボス会議で宣言をしたのですよね。そのことは去年、何百回とは言いすぎですが、その説明にかなりの時間を割いているのです。
だったら、トランプの為替動向発言は要注目ですが、すでにダボス会議の欠席を表明しました。ということは、為替に関して重要な方針変更はない可能性が高いだろう、と読むことができるのです。
つまり、現在のドル安傾向は続くと読む確率のほうが高いと考えるのです。何度もいいますが、ドルの方向性というものは、政治が大きく関わっています。
だから、トランプやムニューシンの為替発言は要注意なのです。去年も11月からトランプが金利は高すぎ、と騒いでいるのを私は軽視をしすぎて相場を読み間違えたのです。ごめんなさい。
で実際に11月以降に大幅なドル安になったのです。それをドル高とシャウトしたのはアホです、私が。この辺は大いなる反省点です。

直近の相場

きのう、現在、ドル安、円安だから、商品相場が高騰している、と言いました。週末ですから、今までドル安の利食いが入って、商品相場もドル高、円安になったのですから利食いで終わったのです。

為替も同様です。で、来週も、ドル安、円安を打ち消すような経済指標は出ないと思いますので低調になるかな、と想像をしています。つまりドル円も円安を打ち消すような材料がでれば、ドル円相場は自動的に円高になるのですが、見渡してもそのような指標はない、ということです。
要するに、いにしえの格言「利食いで終わる相場なし」でトレンドは維持される、ということなのです。逆に相場の転換は「投げ、踏み」なのです。ミッキーさん、なんだかいけにえになってしまったようで申し訳ありません。
これからも質問をお願いします。みなさんには、物価と通貨安の関係を、今一度、自分の手で確認してみてください。そうすれば、今後、このようなことが起これば、ほかの銘柄でも、同じ対処ができるようになります。
きょう書いたことは、永遠に不滅のいわば、法則のようなものです。通貨安で急落をしたら、たいていの場合、半年後にファンダメンタルズでは、二番底をつけるということを学習しましたよね。
(この記事を書いた人:角野 實
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