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いよいよ始まった米債イールドカーブフラット化~次はどの債券?

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Source Bloomberg
ここのところあまり話題にならなかった米債イールドカーブのフラット化がいよいよ現実のものになりはじめています。
足元ではFRBの金利政策の影響をもっとも受けやすいと言われる3年債や5年債という短期金利のスプレッドが3日、マイナス1.4bpとサブプライムローンで騒ぎになっていた2007年以降はじめて逆イールドを示現することとなり、市場ではFRBによる金融引き締めのサイクルがいよいよお仕舞いに近づいているという見方が強まっています。

2~10年債利回りのスプレッドもここ10年で最も低下

Data Ychart
リセッションの前触れを示すものとして非常に注目の高い米国2年債と10年債のスプレッドもやはり2007年以降最低の水準となっており、これがフラット化から逆イールドになるのかどうかも非常に注目されるところです。
たしかに追加利上げが進んでも様々な要因から、結果的に米10年債利回りは上昇することがなく、日に日にイールドカーブはフラット化から逆イールドに向かおうとしていることがわかります。

逆イールド示現即相場暴落とはならない

このイールドカーブのフラット化や2年債と10年債の逆イールドといった、いびつな状況の示現は、これが現れたから明日にでも相場大暴落という危険信号ではありません。

しかし、これまでの実績からいいますと逆イールドが元に戻ったあたり、ほぼ逆イールド示現から1年~1年半程度で相場が激しく暴落することが予想され、早ければ2019年中、もしくは2020年にかなり強烈な相場暴落に直面する可能性が高くなりそうで、かなりここからの動きが注目されるところです。
逆イールドが一旦もとに戻る局面は毎回FRBが利上げを緩めたり、逆に緩和に動いたりしたことに起因することが多いわけですが、その後緩和の甲斐もなく相場は大きく下落していますので、まずはイールドカーブが逆イールドから戻り始める局面に相当警戒が必要になりそうです。
ただ、暴落タイミングは逆イールドから1年半ときっちり決まったわけではありませんからさらに前倒しになるリスクも十分に考えられ、油断は禁物です。
イールドカーブのフラット化、さらに逆イールドが示現した後というのはほかの危険指標よりも確実に相場の下落が襲ってくる点がなんともいやらしいもので、日本で消費税の税率が変更されるあたりにちょうど暴落のタイミングが襲ってくる可能性もありそうでかなり危惧されるところです。
下手をすると東京五輪は相場の大底のタイミングに実施になることも考えなくてはならず、かなり元気のないイベントになってしまいそうな嫌な予感がしてきます。

足元の米株市場はゴルディロックス継続か

足元の米株市場は米中首脳会談により決定的な対立が先延ばしになったことを好感して一旦は株にも買戻しが入っていますが、NYダウでいえばすんなり2万6000ドルを回復するといったほど単純に相場は戻しておらず、年末にかけてクリスマスラリーが展開するのかどうかにも市場の注目が集まっています。

株価が戻してもドル円のほうはあまり影響を受けておらず、本来年末ですと需給の関係からドル円は買われやすい地合いになるののですが、今年は今のところそうした動きも顕著には見られず、非常に狭いレンジ幅での小動きが継続中です。
年末に入ってリスクは一つずつ解消する動きになっていますが、すでに相場は小動き状態で、向こう3週間で大きく稼いでいくのはかなり難しくなってきているように思われます。年の瀬は静かな相場が継続することになるのかも知れません。
(この記事を書いた人:今市太郎
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