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12月からの相場はどうなるか

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おはようございます。11月の日々予測は、ツイッターにもこちらにも記していないのですが、ひどいものでした。要するに、金利が11月のように上下動をすると全く予測通りに動かないのは、想定内なのですが、今後も金利の上下動は続くと思いますので、やはり修正対応をしなければいけません。
今、懸命にやっている最中になりますので、もう少し、お待ちください。さて、本日は、今まで話をしてきた中で、おそらくほとんどの方が、アメリカの景気についての話を理解できないような状態だと思いますので、復習を兼ねて書いてまいりたいと思います。

経済指標について

何度も今まで書いてきたように、経済指標には大まかに分けて3種類あり、その種類は先行、一致、遅行という3つの種類があります。ほかの分け方には、政府、家計、企業の3種類にも分けられますが、この説明は誰でもわかりますので、割愛します。

先行指標というのは景気に先駆けて数字が良くなる数字のことを指します。たとえば、設備投資費や耐久財受注、住宅関連の指標などは、先行指数になります。
たとえば、設備投資というのは景気の先行きが良ければ、企業は設備を増強して生産体制を増やそうとします。その費用のことを設備投資といい、景気が良くなる前にこれらの数字はよくなります。
耐久財受注にしてもそうですが、普通の人は日々、必要な金額というのはほぼ決まっていると思います。ところが景気が良くなれば、生活に余裕が出ます家具や家電、自動車などの耐久財を買い求めようとするのです。
つまり景気が良いときには2年以上、買い物をしないようなものも買うということになります。住宅関連指標は、通常、住宅を購入するのは、景気の先行きが良いときだけですよね。
なぜなら、たいていの人の場合、30年とかトチ狂ったようなローンを組むときに先行きが不安なときに不動産など購入しません。つまり景気が拡大していくという見通しがあるから住宅を購入するのです。
このように、クソ難しい言葉を経済学で表現しますが、実際、私が説明すると誰もがわかる理屈ですよね。そう、経済学というのは、誰でもわかることをクソ難しい表現にしているだけの学問なのです。
だから、その内容というのは小学生もかんたんに説明しようと思えば理解できるのですが、眼前の難しい言葉にみなさんひるんでいるだけです。
私からみればテクニカルを習得するよりも、ファンダメンタルズを学習したほうが早いよ、ということです。ほかの一致、遅行はマーケットにはあまり関係ありません。意味は言葉通りの意味であって景気に一致して上昇するもの、遅行して上昇するものというカテゴリーになります。

景気循環

景気の循環というのは、この先行→一致→遅行という順に経済指標は上昇していくのです。

この循環のことを景気循環というだけの話です。私からみると誰でも理解できそうなものですが、学者や知ったかぶりの連中がクソ難しく表現をするので、みなさん、理解する前に逃げ出しているだけだと思います。
景気というのは上昇の場合は、先行から上昇して、遅行まで行くのが1つのスパンです。逆に景気後退(リセッション)というのは、先行指数から下落することを言います。

現状のアメリカの景気

先行⇒一致⇒ 遅行の中で現状のアメリカは消費者が非常に盛り上がっている状態なのです。たとえば小売売上などはクリスマス商戦に入って、一年で一番、物品が上昇をしているのですから、消費者サイドの景気が良いのは当然のことになります。

でも、この遅行指数が、現状、一番、良いという場合は、上記でも記したように、好景気が終わりのときにきている訳です。
ですから、この好景気循環が終わらないためには、先行指数がすでに上昇していなければいけないのですが、現状、上昇するどころか住宅関連を中心に相当、数字が凹んでいるのです。じゃ、今後、どうなるのか、といえば、言うまでもないでしょう。

アメリカ景気の特徴

実は、去年もこの冬の状況は同じでした。つまりクリスマス商戦で過去最高の売り上げで、消費関連の数字が盛り上がり、先行指標である設備投資や住宅関連の指標は全部、下に行っていたのです。

その結果、ドル円は2018年 年初に113円台をつけて、それが頭でひたすら売られた、というだけの話です。ついでに株式は景気が悪い中、アメリカ株は低金利を理由に買われたので2月に急落したのです。
ここで忘れてはいけないのは、ドルは1月から完全に2018年年初からドル高からドル安に転換したから円高が進行をしたのです。2017年年末にはすでに、景気後退の足音が聞こえていたのに、ドル高でしたから、あまり円高にならなかっただけの話なのです。
これは去年に限った話ではなく、毎年、アメリカの景気はほぼこうなっているのです。そして、この先行指標が上向いてくるのは2月の指標、つまり春を感じるころ、ということになります。
住宅関連指標が上を向くのは、いつも3-4月ころで、住宅が着工できる雪がなくなったころになります。そして、毎年、4月を過ぎると、大幅高になってくるのです。
しかし、この時期にトランプ政権になってからは、シリアや北朝鮮を威嚇したりしているから景気が良いか悪いかよくわからなくってしまうだけの話です。来年もイランを中心に責めるとは思います。

重要なこと

経済指標の王さまは、通貨、FXの王さまがドルであるように、GDPが王さまになるのです。このGDPのアメリカでの個人消費の割合は7割になっているのです。つまり個人消費が盛り上がるということは、GDPも盛り上がることを意味しているのです。

だから10-12月期のGDPは個人消費が旺盛なことから大して、下がらないだろう、と予測できると思います。ただし、ドル高の分だけ多少、下がると思います。
現状は、クリスマス商戦が盛り上がっているので、アメリカの政府、企業、家計を合わせたGDPは上昇しているから、株が上昇し、ドルも上昇しているのです。ところがクリスマス商戦が終わる、クリスマス明けは、売り上げが激減しますので、景気後退となるだけなのです。
アメリカをはじめとした欧米はクリスマスから新年が明けるまでお休みになりますので、1/1の休日を挟んだ、翌営業日からドル安転換になるケースが多いのです。
クリスマス以降に値動きが激しくなるのは小さい流動性の中に、大きい注文を入れる、引きリスト教圏の注文があるだけの話です。基本的には、FXはドルを中心に動いていますので、アメリカが休みで大きく動くことはありません。
となると、今年も、去年と同様、例年通りにドル円やそのほかの金融商品が動くのはおわかりになりますよね。だから、去年の通りに11/27あたりから金融商品マーケットがすっ飛ぶよ、と私は今週言ったのです。予想以上に値洗いプラスの恩恵は被れなかったですけどね。
年末はみなさんもお忙しいでしょうが、この説明をきけば年内から年明けまでどのような値動きになるのかはイメージできると思います。現時点ではあまり去年と変わらないけど、大事なことは去年よりも今年のほうが成長しているから、株を筆頭に去年よりも高くなる可能性のほうが高い、ということです。
そして年末の大納会近辺になると、毎年のように知ったかぶりの専門家が掉尾の一振りとか言い始めるのも想定済みなのです。バカバカしい。現時点で、そうなる可能性が高いと言っているのは、私だけだと思いますよ。経済指標をみれば歴然、じゃないですか。
(この記事を書いた人:角野 實
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