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イールドカーブの基本について

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「イールドカーブ」と聞いて、みなさんはなんとなく難しいのではないのかな、と感じられます。これは英語で考えるから難しく感じるだけの話であって、イールドは金利、カーブは曲線と考えれば金利曲線のことなのだ、とおわかりになると思います。
相場でも、あなたの人生でも、難問に直面した場合は置き換えるか、分割して考えればいいだけの話なのですが、それさえもできない方は非常に多いです。今回はイールドカーブの話になります。

イールド、金利についての基本の話

経済学ではクレジットの問題が、まだ、全然、解明をされていない、とリーマンショック直後に言われました。これは、要するにサブプライム層と言われる低所得層に返済できる見込みもないのに、お金を貸しつけたことからきていると思います。

要するにクレジットの問題というのは、借金の問題になります。そして借金とは借りる人の用語になりますが、貸す人の問題は、貸付に対する信用問題、ということにもなり得ます。リーマンショック直後に言われたのはこの信用問題で、この信用を英語に直すとクレジットになるだけの話です。
要するにみなさんは、借金というとネガティブなイメージになると思いますが、それは借りる側のロジックであって、みなさんが借金をしたときにまず一番に心配することは、返済できるか、どうかの問題。貸し手にとっては、その人が本当に返済できるか、否かの問題の話になります。
これが、クレジット市場と言われ、クレジット市場には、借金の時間経過とともに金利が発生をします。この時間経過の金利のことをイールドと言うだけの話です。借金というと、みなさんネガティブなイメージしかわかないと思いますので、たいていの人はそこで思考停止に陥ると思います。
ただ、借りる側の立場だけではなく、貸す側の立場で考えることは、この金利、イールド問題というのは非常に重要なことです。

金利、イールドの基本的な話

金利、イールドの上下動には基本的には2つの性質があります。
① 時間経過に伴うイールド上昇
② リスクに伴うイールド上昇
③ (資金需要による上昇) ←今回は説明しません
この3つによって、金利は動きます。
たとえば、①に関して言うのであれば、たとえば1000万円の借金を10年で返済するのか、2年で返済をするのかでは金利が違う訳です。当然、時間経過の大きい10年返済のほうが金利は高くなり、2年返済のほうが金利は安くなります。
つまり短期国債よりも長期国債のほうが、金利は高いのはそのためになります。貸し手の側からみても、長い間、時間をかけて返済をするのですから、その分、何があるかわからない分、リスクは上昇しますので、金利が高くなって当然の話になります。
リスクに応じてイールドが動くのは、②になります。たとえば、あなたがお金を貸す場合、過去にお金を借りたときに必ず、毎月、返済をして、きっちり返済した人は、金利を安く据え置くと思いますが、一回でも返済を怠ったり、ほかに借金が多数ある人には金利を高くすると思います。
借金をする方は、お金を借りたいから来るのであって、多少、高い金利なら不承不承、納得するものです。ですから、金利の高低はあまり関係がありません。
現在の住宅ローンなどは借り手が貸し手を選ぶような異常な状態であることを認識してほしいと思います。本来、貸し手は借りたいなら、貸してやろう、という姿勢なのを忘れてはいけません。
住宅ローンが安いのは、異常なんだ、と認識するべきでしょう。もっとも、金利は当面上がらないと思いますが。これだけ金利が安くても、資金循環が活発にならないのは、日本経済に根幹的な問題があるからです。
上がっても、すぐに下がるだろうな、というのが個人的な見解です。この代表例がFXでいう、高金利通貨になります。今、高金利通貨が女性を中心に人気になりますが、みなさんが高金利通貨を好むのは金利が高いからでしょうが、高金利を付与している国からすればそれだけ、金利を高くしないとお金を貸してくれる人がいないから、金利を高く設定するのです。
要するに高金利通貨と一見、非常に魅力的な謳い文句になりますが、その高金利の裏側にあるものは、リスクだということを必ず承知しなければいけないのです。
たしかに、金利というのは、その通貨を保有していれば必ず付与されるものですから、当然、人気が出ます。特に売買益、譲渡益と比較すればリスクは低いのですから、スワップポイントが高いものは、非常に人気が出ます。
しかし、それは、貸し手の論理であって、借り手の論理は全く違うということです。借り手、つまり高金利国というのは信用がないから、金利が高いのです。このように常に、イールド、金利だけではなく、何事も二面性をもって、考えることが大事です。
現代は、スマホ一つで、わからないことを解決してくれますが、あなたがわからないことは、たいていの場合、ほかの人もわからないのですから、もう一歩先にいって、その答えの裏の部分を必ず考えるようにすると良いでしょう。
なぜなら、あなたがわからないこと、というのはたいていの場合、答えは算数や数学のようい答えは一つではなく、いろいろな答えがあるからみなさんわからないのです。
ですからインターネットで答えを付与されても、それが真実だと思わず、違う側面から考える癖をつければ必ず、マーケットやあなたの人生にもプラスの効果を与えると思います。
特に金利、イールドの場合、この経済学の信用問題、クレジット問題がまだよく研究されていないことをリーマンショック直後から経済学会では議論されました。
これは貸し手側の論理がまだまだ解明されていない、ということです。普通の人は銀行から住宅や車のローンを申し込むと思います。つまり借り手側の論理で金利、イールド問題を考えがちになると思います。
ところが実際の経済では、企業を経営するのにあたって、運転資金としての借金は欠かせないものになります。たとえば、最近、トルコの金利が高すぎると、経済がなかなか発展しないと言われています。この問題を、なかなか、理解できない人が多いのです。
この問題は、非常にかんたんで、金利が高すぎれば、企業は運転資金として借金ができないのです。なぜなら、金利が高ければ、仕入れは少なくなり、その結果、製造、販売をする量も減り、利益も減ります。この循環になれば国がなかなか成長をしない、というのはおわかりになると思います。
ですから、高金利通貨というのは貸し手にとっては非常に魅力的な話になりますが、借り手側からみれば、もっと安い金利のお金を借りようということになり、より一層、その高金利通貨はあがりにくくなる、ということになります。
.その結果、高金利通貨の単位がみんな安いのはなぜか、みなさんおわかりになりましたよね。新興国通貨のお金の価格が安いのは経済がなかなか発展しないからです。
その原因はイールド、金利の高さからきているのです。高金利という魅力的な言葉に騙されず、その裏の意味をきちんと把握をすることも非常に大事なことです。

少し脱線をして高金利通貨の話

高金利通貨というのは、ほとんどイコールの意味として、新興国通貨、そしてその代表はBRICSという言葉に代表をされると思います。このBRICSは20世紀末に誕生し、現在は、このBRICS会議というものはG20という会議に変わっています。
これは、BRICSがいくら力を持ったとしても、先進国も加えての国際的な意思決定をしないと、国際的な影響力の行使ができないからBRICS+G7がG20になったのです。
20世紀末は、アメリカに9.11があり、そしてリーマンショックがあり、ドル安のピークの時代にBRICSが勃興するのは必然の話です。なぜなら、世界経済の覇者、アメリカが没落したのですから、相対的にBRICSが出ただけの話です。
現在、アメリカ経済が絶好調なのですから、ドル高で、新興国、高金利通貨の上昇が大きく期待できるか、ということだけの話です。しかし、それほど、私は、高金利、新興国通貨にはそれほど悲観的ではありません。
来年以降に大きくドル安になる場面、つまり、アメリカ経済が停滞する可能性があると思っています。そのときに再び、新興国、資源国、高金利国通貨ブームが起こるのではないか、と考えています。

イールドカーブのフラット化について

また難しいことを言いだしたと思う方も多いと思いますが、こういうのは分割して考えればいいのです。イールドカーブというのは金利曲線なんだ、要するに、金利曲線というのは金利のチャートのことだと考えればかんたんにわかることです。

そしてフラットというのは平行という意味になりますので、金利曲線が平行になることなんだと考えることができます。このイールドカーブのフラット化というのは最近、よく報道をされていると思いますが、ほとんどの方はこの意味を承知していないであろうと思います。
金利曲線、金利チャートが横に直線になることをイールドカーブのフラット化なのかな、と思う方も多いと思います。
この場合、カーブが直線、フラットになることになりますから、金利の上下動には3つの種類があり、①時間経過、②リスク高低、③資金需要が全く変化をしないということになるだろうと考えると思います。
ただ、①の時間経過というのは、時間が経過しないということはあり得ないので、おそらく意味が違うな、と考えるべきなのです。
イールドカーブのフラット化というのは、先にも書きましたように「長期金利>短期金利」になるという前提条件か崩れるということになります。
つまり通常の経済では「長期金利>短期金利」になるのですがイールドカーブのフラット化では長期金利=短期金利 もしくは、「長期金利<短期金利」になるのです。
こうなる原因は、また、機会があればお話しをしますが、今回はイールドカーブのフラット化が起こった場合には、どういう経済状態になるのかのお話しをします。
たとえば、あなたが貸し手である銀行であるとかんがえましょう。銀行はみなさんから預金という資金を担保に融資を行う業務を行っています。預金を担保に貸し出し、預金を預金者に金利を付与し、そして、借り手にはそれ以上の金利を付与してその利ザヤで稼いでいるのです。
つまり、銀行は、みなさんの預金金利が1年に一回しか付与されないから1年物の金利が相当します。ところが、借り手は金額が巨額になりますが、通常は10年以上かけて返済をします。
その場合、長期金利>短期金利になりますから、銀行は儲かることになります。ところが、イールドカーブがフラット化した場合は、長期金利≦短期金利になった場合に、銀行は儲かりますか? ということだけの話です。
あなたが、銀行の場合、預金を担保にお金を貸したら、長期金利が短期金利よりも安くなったら、お金を借り手に貸しますか? という問題が起こるのです。言うまでもなく、誰もお金なんて貸しません。
なぜなら、貸せば、貸すほどあなたは赤字になっていくからです。そうなると、経済はどうなるか?の問題です。高金利すぎても経済はよくなりませんが、長期金利≦短期金利になっても、誰もお金を貸さないのですから経済は停滞します。
現在、アメリカは「長期金利>短期金利」になっていますが、そのスプレッド、つまり、長短金利差が狭まっており、銀行の利ザヤが少なくなっているのです。
要するに銀行が儲からないので株価も低迷をしているのです。日本の銀行はマイナス金利を短期金利に導入していますので、本来は短期金利がマイナスであれば、預金金利がつかないことを意味します。しかし、それでは混乱が起きるということで預金者にはスズメの涙程度の金利が付与されているのです。
そして10年金利は、先の日本銀行金融政策決定会合で従前の1パーセント誘導目標から1~2パーセントの誘導目標に変更をしています。つまり長短金利差がつく、スプレッドがついてきたので、最近の銀行株が上昇しているのです。
このようにイールドカーブのフラット化なんていうと、みなさん、おわかりにならない方がほとんどになりますが、このように英訳をして分割化をするとわかるようになると思います。
そして得られた結果の裏の意味を知ることが非常に大事なことです。最近、よく言われる、イールドカーブのフラット化によって経済が停滞をする、という意味は、上記のような話であり、誰でもきちんと考えればわかる話なのです。
それを、このイールドカーブと出た時点でほとんどの人は思考停止になり、何も考察の対象にしないで、相場の力がつくでしょうか? つくわけないですよね。
少なくても、イールドカーブがフラット化をしていると聞いた時点で、世界の投資家がアメリカの長短金利差をみているとかんがえなければいけないのですが、思考停止に陥っている方はその金利差をみようともしません。
最近の相場は、株価が急落をしたのも、イールドカーブが上昇したことが端緒であり、きちんとみている人は警戒をしていたはずです。今回の急落が意外という人は、私からみれば、何も考えていないのに等しいと思います。
もっと大事なことは最近まで、各国とも、特に先進国はゼロ金利、あるいはマイナス金利だったのですから、金利、イールドが考察の対象外だったのです。ゼロ金利が徐々に解除されてきた現在、イールド、金利の動向にはもっと注意を払うべきです。
(この記事を書いた人:角野 實)
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