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イールドカーブフラット化は景気後退へのサインか?

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おはようございます。また、角野はクソ難しいことを言いだして「イールドカーブ」とか意味わかんねーし、と思った方は多数だと思います。しかし、ファンダメンタルズ分析では、重要な指標で、かんたんな意味は理解していたほうが良いかと思います。
イールドカーブとは長期金利と短期金利の差がなくなることで、本来なら長期金利のほうが高く、短期金利のほうが安くなるのが通常というのは誰でもおわかりになると思いますが、その差がなくなることをイールドカーブフラット化というのです。
このフラット化が起こると景気後退が起こるのはだいぶ前からほぼ確実になるので、皆騒いでいるのです。

ムニューシン長官は問題ない、と否定

世の中は、このイールドカーブのフラット化によって景気が後退する、金融危機が起こると言っているのですが、ムニューシン財務長官は「問題なし」と即座に否定をしています。

彼が言っている通りに、マーケットはなるよ、と常々、私は言っていますが、今回は懐疑的になります。その理由は、まず、この国債のイールドカーブフラット化は財務省が自ら興しているから問題ない、と明言しているだけの話であって、その帰結に問題がない、ということには極めて、個人的には不賛成です。
私からみれば、ちょっと、マーケットに問題があり過ぎるよね、と思うのです。たとえば、パウエル議長がきのうテレビに出ていましたが、うーん、と思ってしまうのです。なんだか現状の認識が甘いよな、とは思うのです。

その一例

たとえば、リビアが現実に内戦状態にあり、その供給が滞っていたのですが、それが再開されたということで、原油価格が押し目を形成しているのです。 でも、みなさん以下のグラフをみてどう思うでしょうか?いまの下げなんて、個人的には買い場にしか見えないのです。

wsj econodayより 全米石油在庫
下限が400になっていますので、なんとなく、在庫が危機的な状況のように見えますが、これはグラフの作成者が意図的にやっているのか、どうなのかはわかりません。
ただ、この在庫状況で、石油を弱気できるの? ということです。私は、本気で150ドル、つまり今の倍に原油価格がなると思っていますので、もっと安くなれ、と思っていますので安値歓迎です。原油価格が高騰したら、どうなるのかね、ということです。

なぜ、みな金融危機を警戒するのか?

この経済の状態で、前任のFRB議長であるイエレンさんは、金融危機の再来について在任中にしばしばコメントを残しています。

みなさんも、聞かれたことはあると思いますが「今度、金融危機がきたら、経済政策の余地がない」というフレーズを。つまり、経済がわかっている連中は、金融危機が来る可能性があることを前提に話をしているのです。
金融危機がくるのには、その前に必ず、バブル、ないしは、株価の暴騰などが必ずあるのです。たとえば、2月の急落の前に何があったのか、きちんと把握している人も少ないと思いますので、書いておけば、3日で5パーセントか10パーセントか覚えていませんが、急騰をしているのです。
つまりプチバブルが発生したから、あれだけ勢いよく下げたのです。 つまり急騰しなきゃ、急落なんかない訳であって、現状、ドル円が急騰しているくらいで株価はおとなしいそのもの。
この状態で金融危機なんてくるわけがないのですが、株価が急騰したら、暴落のサインだろうね、と思うのです。これが金融危機のサインということを見るべきなのです。
そして、いつも言うように、今のアメリカ経済というのはトランプさんによって大規模な金融緩和を行っているのです。だから株価が上昇して、当然です。しかも、巨額の経常、財政赤字を抱え、FRBも政策余地が少ない。これでバブル崩壊したら、すぐさま、金融危機になるだろうね、ということです。
年末に、ムニューシンさんは大きな株価やドルの高騰がくるだろう、と言っていますが、早ければその前になる可能性もあると思っています。株価高騰からの急落、ということです。

貿易戦争なんて関係ない

いつも言うように、貿易戦争は、もうカタがついており、単なる政治パフォーマンスであって、もう各国の首脳では話がついている。その内容は、為替では、ドル高にするという合意である、ということなんです。

去年はこの時期に私はドル安にするという合意があったと何度も騒いでいて、その結果がどうなったか、を覚えている人はたくさんいるでしょう。
貿易戦争の結果、株やドルが下落をするはずなのに逆に行っている、というコメントが非常に多いのですが、そもそも、そういう方々は、この問題の根幹を理解していないからみょうちくりんなコメントになるのです。
そもそも貿易戦争なんて関係ない、と考えている私にとって、この株価の急騰やドルの急騰など予定通りのことであって、これはしばらく続くのではないか、ということです。
しかし、直近の1週間で暴騰したりするようなことがあれば要警戒です。つまり、金融危機を警戒する前に、バブルを警戒しなければいけない、ということです。
言っておきますけど、バブルの根拠を示せとかアホなことを抜かす奴がいっぱいいますが、バブルというのは崩壊して初めて、あればバブルだった、と気づくものであって、バブルが発生する前にバブルの根拠を示せ、なんてアホが言うことです。そういう知ったかぶりの連中が私は大嫌いです。
難しい話をしましたが、ようはこれから急騰がある、でも急騰し始めたら、逃げはじめをかんがえなくちゃ、いけない、ということです。
まだ、警戒するのは早く、私は9-11月にそういうことが起こるのではないか、と思っているのです。
とりあえず、今は、買いだといえば、いいのだと思います。きょうも相当な価値のあることを記したと思います。いつもお読みいただきありがとうございます。
(この記事を書いた人:角野 實
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