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景気が世界的に低下をしているのは確か

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今回の下げは、おそらく景気が世界的に下振れをしていることから、トランプによる貿易問題が浮上をしているということは変わらないという認識です。どちらにしろ、景気が減速をし始めるとトランプがドタバタをし始めるのは去年と同じことであって、特段、驚くにあたりません。
そもそもアメリカ経済は冬場にはその景気が停滞をするのですが、今年の場合、1月まで小売りが好調とみていました。もちろん、いつものようにアメリカのマスコミが去年の年末の売り上げが過去最高という嘘ばかりの報道に、何を根拠に行っているのだろう、と思っていました。
結局、去年の秋にFRBがQEの完全停止になったことから、ドル高になったことから年末商戦はあまり良くない、とみていたことが正解になったのです。たしかにアメリカだけではなく、日本、ユーロ、中国も小売り売上が良くなく、これが景気低迷の要因であろう、と思います。
ただし、アメリカが景気後退局面入りか、と言われれば答えは明らかにNOであって、単なる調整であろうと思います。

アメリカ貿易赤字問題

この問題の根幹は、年初に中国がブルームバーグにアメリカ国債の買い入れを行わないとリークしたことから、ダボス会議や予算教書でドル高に転換するという発言につながっているとは思います。

なぜなら、景気が良いのにドル安というのは経済の原理原則に反した行為であり、日本や中国を筆頭としたアメリカ国債を買う国々にとって、ドル安は国債価値の棄損につながるので、ドル安を訂正してほしい、というのは、当然の要求になると思います。
しかし、一方で、トランプは周囲に過去のドル高局面でアメリカにはいいことがあまりない、と言明しているように、ドル高には積極的にはなっていません。
ただし、最近になって、緩やかなドル高を望むというようなことを周囲に言っていると漏れ伝わります。このことは、アメリカ経済の最近は、ドル高になると極端な不調に陥るのは事実ですから当然の受け答えになると思います。
しかし、いつまでもドル安の恩恵を被るわけにはいかない、ということになります。一見、国際協調には無関心なトランプには見えますが、要するにアメリカが日本の防衛など、そういう明らかにアンフェアなことにしか文句を言っておらず、決して、考えなしに軋轢を生んでいるとは思えません。
ですから、今回のこの貿易問題にしても明らかに不満であるということはあると思います。貿易に関しては、アメリカは過去最高の赤字にこのままいけばなると思いますし、そして、ドル高になれば今の貿易赤字はさらに加速度的に増えてくるでしょう。
でも、貿易赤字はGDPに対しての占有率はたったの5パーセントであってそれほど目くじらを立てる問題でもないように思います。つまりドル高にすれば、アメリカの国債売却の問題はある程度、解決をするが、そうなれば貿易赤字が増える、ということになります。
そのどちらの果実を得るか、という問題であれば、アメリカの財政赤字の解決は、為政者であれば、たとえ、それがブッシュであっても、ヒラリーでも財政赤字の問題を取ると思います。
つまり、ドル高に移行することを容認して、その付随する産物である、貿易赤字に文句を言うことになります。アメリカ人の典型的なアンフェアというフレーズが出るのは、国債でも日本と中国は利益をむさぼり、その上、貿易でもアメリカから利益をむさぼるのか、ということだと単に思うのです。
つまり、減税によって拡大をした財政赤字の問題から、この貿易問題が副産物として拡大をしているとみるのが個人的には「まとも」な問題だと思います。

年末に向けて円安方針は変わらないのか?

まず、去年1年間、アメリカが好調であった理由というのは、ドル安が一番の原因です。これは、今回は省きますが、ドル安のときにはアメリカの経済指標のほとんどが好調になるのです。

秋に不調の数字が出始めたのはFRBのQE停止があったからドル高になったからです。そのうえ、金利も安かったから株価が最高値を更新したのです。今年の場合は、おそらくドル高に転換をしなければ、中国のアメリカ国債の買い増しというのは望めませんので、その希望を習金平に伝えていると思います。
そのうえ、貿易でも黒字をかすめ取られたら、かなわん、というのがトランプの本音でしょう。日本に報復関税が適用除外されないのは、アメリカ国債を買うという約束を取り付けた後になるのでしょう。中国は、例によってその約束を果たす用意がないから、だと思います。
韓国やメキシコにその財力はあまりありませんので、多くの期待はしていない、ということでしょう。
つまり財政赤字が今回の一番の問題要因であって、貿易は付随品ですから、大騒ぎというのが私の感想です。しかし、ドル高にしたら、アメリカの経済は不調になる、だったら、せめて金利を低く抑えるのがトランプの戦略になると思います。
そのためには日本、中国の買い付けが必要とみているだけのことでしょう。しかし、アメリカの経済がそれほどよくなく、日本も円安だから株価上昇の要因になりますが、アメリカの景気がよくなくても、日本株は上昇するのでしょうか?
しかし日本の貿易相手の1位はアメリカではなく、中国なのです。つまり、中国は今まで、元高ドル安でしたが、今年は元安になる可能性が高いので息を吹き返す可能性が高いのです。となると、日本株は中国に引っ張られて、高くなる可能性がある、ゆえに円安になるほうが高い、と考えるのです。
総合的にみて、円安になる可能性は高いと考えています。ただ、その円高の目途が、3月になるのか、4月になるのか今の時点でさっぱりわからない、ということです。こういう考え方のキーポイントは、去年の推移をみることがポイントです。
アメリカはドル安だから、成長をした。さらに成長をするためには、金利安とドル安が加速度的に進まないといけない。でもドル安の軸は折れたから、金利安で勝負をするというのが見えますので去年ほど、成長はしない、と言えると思います。
日本は、ドル安円高でも株価は上昇しました。つまり、今年の場合はそれほど企業の成長は望めないけど、円安によってカバーをするといえると思います。
だから、去年の株の新高値は超えられないとは思うのが普通です。ただし、アメリカの財政赤字が予想以上に膨らんだ場合は、すべてこのシナリオは崩れると思います。
財政赤字が膨らむというのは、対外戦争や景気の低迷というのが予想されるということです。こういうことを丹念にひとつ、ひとつ考えていくと、年末にドル円が120円というのは無謀すぎる考えであって、115円程度いけば、御の字かな、とは考えています。
111円程度で終わる可能性のほうが高いと考えています。考えの根本は、世界やアメリカの問題で悪いニュースが流れると4月は円高に行きやすい、ということです。
3月はこのトランププロレス劇場でおかしなことになったな、というのが正直な感想です。要するにネタ枯れですから、貿易問題という問題で動いたのでしょう。森友問題?この問題が国家予算やGDPに与える影響って、ほとんどありません。勘違いも甚だしいと思います。
(この記事を書いた人:角野 實
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