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求人労働異動調査(JOLTS)の数値から何を考えるべきか

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週の前半にはアメリカの経済指標発表があまりなく、ドル円も動意が薄い状況になります。ただ、きのうは実際に、アメリカの投資家動向指数や短期債を中心としたアメリカ国債の入札などが行われており、決して、こういった経済指標が発表されないわけではありません。

きょうは、求人労働異動調査、JOLTSの発表が日本時間の23時になされますので、その解説をしてまいりたいと思います。

JOLTSとは?

JOLTSは「Job Openings and Labor Turnover Survey」の略で、ジョブオープニングは求人、レーバーターンオーバーは転職の意味になり、その調査という意味になります。これは全米の雇用調査の中では雇用統計と並ぶ、重要な指標になります。

特にジョブオープニング、求人率は、労働市場の需給を示し、失業率と並んで重要な指標になります。

上記は、求人率の推移であり、この求人率が今年に入って最高になっていることはグラフから読み取れると思います。注目に値するのは、この数字が「リーマンショック」以前よりも好調な数字であることで、その結果、雇用統計の失業率4.1パーセントという、ほぼ完全雇用に近い数字が達成できるのです。

つまり、現状、アメリカの求人からみるとその、雇用は充足し、雇用統計で新規雇用数が注目をされないのは、これ以上、人を雇うのは、つまり新規雇用の数が物理的に伸びるわけがない、という点から雇用統計の新規雇用が注目されないのです。

つまり、日本ではいまだに新規雇用者数に注目なんてほざく専門家がいますが、完全雇用に近い状態なのに新規雇用に注目をしても仕方がないのです。

「FRB」の「イエレン議長」や、マーケット関係者の注目というのはその採用された人たちの賃金、雇用統計でいえば平均賃金の上昇率に注目が行くのは当然の話で、その新規雇用数など減っても、増えても注目されないのは当然の話です。

ですから、先週の雇用統計は、26万人増加という数字に失望して売られたのではなく、むしろ、平均賃金が前月比と変わらず、前年同月比で予想より少なかったということで売られたのです。そのあと、ISMの非製造指数が60を超えたということで買戻しをされたのです。

■ここから何を考えるべきか?

先ず、先週、私が解説をしたISMで不振の数字を思いだしてください。不振なものは新規受注減、在庫増、受注残減です。もし、あなたが経営者であれば、この状態で人を新規に雇いますか?これら上記に挙げたものというのは先行きを示す重要な指標です。

新規の注文も減り、作ったものの在庫が増え、今までに注文を受けた残高も減りつつあるとISMは示しているのです。先週は示さなかったのですが価格もマイナスなのです。

しかし、一方で雇用と賃金はプラスという構造になっています。もっとわかりやすく説明をすると、収入となる新規受注や受注残、価格は減って、支出となる雇用や賃金は増えているのです。

これで先行きが明るい?もし、私であればそう言っている人に、お前はバカか、とはっきりと言い渡します。つまり、今、テレビや新聞で偉そうに解説している連中にそういいます。

ただ、このISMの数字、一つの証拠で、それを信用して、アメリカ経済が少しの不調に陥ると思って、株を売り、FXを売るという暴挙には出ません。あくまでも今は証拠探しの段階であって、今後、出てくる指標を参考に、証拠固めをしていくのです。

つまり、本日、発表されるJOLTSの数字、コンセンサスが6.082万人と前月比変わらずになりますが、この数字より低いか、高いか、ということになります。ただ、平均の賃金が上昇をしていませんので、企業収益はコストがかからない、という観点からの考察も必要です。

■雇用統計の証拠

先週、雇用統計後にアメリカ債券10年物の価格が上昇し、金利が低下をしている、と書きましたが、これは、平均の賃金が横ばいであることから、物価が上昇しない、という面から金利が低下をしているのです。

アメリカGDPの7割を占有する個人消費が低迷をすれば、資金需要がなくなり金利が低迷するのは当然の話になります。

雇用数は26万人増えて、新規にお給料を貰う人が増えるのですから、資金需要があがり、債券価格は低下し、金利は上昇するはずなのに、その逆を行っているのですから、雇用統計は賃金に注目が集まっているということになります。

そしてISMの結果を受けて、さらに債券価格は上昇、金利は低下しているので、ISM全体の数字が60を超えたということを市場は評価をしていないのです。

ISMの数字を額面通りに受け取っている方は、ここでわけがわからなくなるのです。ともかく、ISMを詳細に分析すると企業がこの状態で、人を募集するわけがない、というのは少し考えれば誰でもわかる話です。

先行きの見通しが悪いのに。それで、なんで好調、好調、バカは絶好調とまで言います。そういうバカがいるから私の商売も成り立つのであって、逆に感謝をしなければいけない側面もありますが、笑。

このJOLTSの数字次第であまり先行きがよくない、というのであればおそらく求人率は悪くなるはずだと思います。悪ければ証拠が出てきたということになりますが、よければ、このISMの認識を改めなくてはいけません。という証拠を探している段階なので、まだ本格的に売るのには早計だとは考えています。

■本日のドル円

債券価格が上昇した分、円高になっていませんでしたので、円高にきのうなりました。ただ、ここのところ、月の第二週というのは、重要な経済指標があまりなく、月初は円高傾向になりやすいのが最近の特徴です。今月もアメリカの指標がよいということで、円安になるか、どうか、というのは少し疑問に思います。

本日は、定石では戻りが入ります。この切り替えしの幅によって今後の展開はある程度読めると思いますが、債券価格が上昇していますので、大きな戻りにならないとは考えています。

金利が低下するということは株価にとって支援材料ですが、本当の景気が悪化していれば、その、価格はあまり上昇はしないでしょう。

(この記事を書いた人:角野 實
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