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日経平均は初押し@初押しは目をつぶって買い?

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「初押しは、目をつぶって買いなさい」というのは昔からの格言になります。9月からの日経平均の実質上の押し目になると思いますが、アホな専門家はまだまだ高いといって買いなさい、買いなさいと買いを推奨しているわけです。
私からみると、実質上のバブル状態で、バブルに入っていると確認できなければとてもではないけれど株は買いたくありません。ただ、眺めているだけになります。昔の格言では買いになりますが、いつものようにこの前提条件を考えると、よくわからない、というのが本音になります。
いつも言うように法則みたいなものには、必ず前提条件というのが存在しており、その前提条件が明らかでないものを基本的に私は信じません。10パーセントも下落したら、誰でも買いたくはなると思いますが、その買う根拠も非常に怪しい。
つまり、損切をするときの理論的背景がないので、損切の目途がたたないこと、そしてあるいは頭が混乱をしながら、トレードをして銭を失うかのどちらかになってしまう、ということになるのが通常になると思います。

FXの場合

ドル円レートに関しては、非常に明快で、株価が押し目らしい、押し目なく上昇をしているのですから、ヘッジでドル円を売るという行為は何度も説明をしました。今回は本日、下がる可能性がありますので、その円高ポジションを増します。

ただ、株のオープン時間とFXのオープン時間が異なるのですから、FXを過剰に円高方向に投資家はポジションをもっているわけです。つまり、はっきりいえばこのような商況に慣れていない投資家も多数存在するわけで、その外し方がよくわかっていない投資家も多いことになります。
彼らは、何をやるかといえば、株の買いポジションは維持しながら、おそらく円高ポジションを増します。しかし、どのタイミングで外したらいいのかわからないのが通常です。
つまり円高が進行すればするほど、増し玉をしていくのです。その増し玉をしたタイミングで株を買うというのが通常のプロの戦略になります。
ここで注意をしたいのは増し玉のポイントから円高がさらに進行したら、その玉は言うことを利くわけですから、素人の参加者に合わせるのです。あくまでも大量に売ったタイミングでその、玉に利がちっとも乗らない状態になったときにプロは株を買うのです。
みなさん、今回の株の押し目は一時的というのがコンセンサスになっているのですから、株価が上昇すればおそらく円安の進行もある程度、進行するのが通常になります。
ただ、ある程度、株のほうに利がのれば、何度も言うように、この株価には実態がありませんので、つまり買う理由がありませんので、ヘッジの円高ポジションはファンドマネージャーなどのプロはまた積み増すのです。
結果的に株価とドル円レートの乖離はひどくなってきて、最終的には株価がドル円に合わせる形になるのだろうと思います。
何度も、何度もバブルを経験している者にとっては「いつもの光景」が最終的になるのでしょ、としか思いません。ただ、株価が上昇しているときはいつものように機嫌が悪い、となるのです。

今の等号、不等号

現在はアメリカ一強の状態でアメリカドルがやはり一番強くならなければならない、ということになります。ドルが最強通貨であれば、相対的にユーロが弱い、つまり「ドル>ユーロ」は確定的で、最近の経済指標をみてもその通りになります。

そして次が、世界第二位の中国になって、ユーロが弱くなれば相対的には、人民元は強くなる。しかしアメリカの強さには及ばない、ということから「ドル>人民元>ユーロ」になります。
人民元と日本は同じ大陸間になりますので、相対的に人民元高になりますので円安になるのが現状です。しかし、「ドル>円」になりますので、この公式は円高になると何度も言う通りになります。
ドルと比較をすると人民元安になりますので、円高という解釈も成り立ちます。つまり、ドル高、円高、人民元高、ユーロ安と「ユーロの一人負けになる可能性が高い」のです。
つまりユーロは景気の減速期間に入っており、来年の春先までは調整期間になりますのでユーロは売りで対処になります。
今回の円安というのは株価の上昇によって、日本の「GDP」は押し上げられますので、その影響で円安に行っているだけの話であって、実態は企業全体の売り上げはおそらく1パーセントも上昇はしない、と考えていますので、今回の株高は蜃気楼だろうと思います。
アメリカやヨーロッパの株高は現実だというところに今の相場の難しさがあると思います。
日本の景気回復というのは20年企業業績はよくなっても売り上げは横ばいということは、結局、企業は負け組の企業や消費者からお金を奪いとっているだけで、何も日本経済の実態はよくなっていないというのが現実なのです。

来年のテーマは間違いなく借金!

アメリカのGDP速報値が発表されて、金利が低下するというめちゃくちゃぶりなのが今のアメリカ経済。通常の解釈とすれば成長が促進されているのですから、金利は上昇するのに逆に低下をしているわけですから、みなさん意味不明と騒ぐわけです。

つまり資金需要が成長すればするほど、減るということを意味します。これは、どう考えてもITなどの合理化によって、賃金や商品単価が下がったのではなく、成長して収益や賃金が増えても、投資に回すという余裕がないのだと考えています。
つまり、金利の上昇が鮮明になると、借金をして投資をするというよりも、よりその返済を始めているというのが実態になっていることの証左になります。
おそらく現在の低インフレというのは家計と政府の債務が膨大になりすぎ、その結果、景気が上昇しても、みな借金の返済に汲々として、消費に回らないのが原因だと思います。
今後はどうなるかといえば、政府のやることは家計の借金を減らすための政策と政府の借金を減らすことが来年のテーマになると思います。でも、この政策などは全くうまくいかないことでしょう。高度経済成長から、世界の人のお金の使い方に変化が見られないのです。
その庶民の意識を変えるためには数十年を要することになるでしょう。日本など最悪で、そういう方向に世界が向かっていくのをアベは感じ取れもせず、プライマリーバランスの均衡化を先延ばしにし、財政は教育の無償化によって、より借金を増やし、世界の笑い者になることは間違いないでしょう。
日本のCDS急騰は当たり前の話です。借金を家計、政府ともに減らした国は今後の勝ち組になるのです。日本は論外で、ユーロかな、とは思います。
今の株価は借金の額を考えると蜃気楼というのはよくわかると思います。日本は世界最悪レベルです。また平成発足当初から思っていたのですが、平和が成るということで平成だと思います。大正は、大きく正しい時代で大正時代です。
大正のあとは昭和ですが、あまりにも尊大な年号をつけると後は、ロクなことがありません。昭和の前半に何が起こったのか、ということも考えるのが必要です。
平成も間もなく退位によって終わりますが、不安を感じざるを得ません。今の状況というのは大正時代のシーメンス事件を想起させるような事件ばかりで、企業のモラルハザードがマックスだと思います。本日の基準値は113.4です。現在、113.1ですからこの程度ではないだろうな、と思います。
(この記事を書いた人:角野 實
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