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北朝鮮情勢に関して-時代は確実に変わっている-

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FXにはあまり関係のない話になりますが、北朝鮮やアメリカが何かアクションを起こす度にリスク回避の円高になるのでそれほど関係のない話でもありません。
以前にお話はしましたが、リスク回避の円高というのはなぜ起こるのか?というのは、そもそも「日本円が割安過ぎる」ということから発生をしています。
本来のレートは80円くらいで、現状112円であれば、とりあえず、割安過ぎるから円を買っておけば間違いがないこと、日本が「デフォルト」を一度も起こしたことがないことを考えると、リスクを回避するために円を買うだけです。
今回の、北朝鮮の場合は、日本が北朝鮮からの攻撃を受け、そして有事になった際には、日本経済自体が低迷するので円高になるのは当たり前のことです。
今回は「北朝鮮とアメリカは、そもそも、なんで仲が悪いのか」からの話をしていきましょう。

■朝鮮戦争後の協定

日本が、第二次世界大戦からの敗戦で、戦後復興を加速させたのは朝鮮戦争になる、というのはみなさん義務教育で学習をしていると思います。その朝鮮戦争の休戦協定には、休戦するためには北と南の他国の軍隊が完全に撤退すること、と明記をしています。

しかし、共産圏側の中国やソ連は軍隊を完全に引きましたが、アメリカは韓国に現在でも軍隊を駐留させています。つまり、休戦協定違反をしているのは明らかにアメリカになります。
北朝鮮のいい分は、要するに北には外国の軍隊がないのに、南にはある。その南の軍隊が攻めてきたら、私たちは自分たちの国を守る術がない。
だから、ミサイル開発や核開発をして自国を防衛する、至極、当然のロジックです。ですから国連などの制裁決議に対して、中国やロシアがその制裁を渋るのは、北朝鮮の言い分は理解できないこともないからです。
協定違反をしているのは、そもそもアメリカ。という思いは誰でも、中国、ロシアの立場になればわかることでしょう。この言い分を聞いてみなさん、どう思いますでしょうか?別に理屈的におかしなことは言っていませんし、米韓合同軍事演習に異様な反発をみせる意味がおわかりになると思います。

■トランプの主張

歴代のアメリカ政権がこの問題を解決ができなかったのは、この休戦協定を議題に持ち出されると、アメリカは何も言えなくなる、ということになります。しかし、誠意をもって交渉したつもりのアメリカに対して、北朝鮮は裏切り続けた、つまり、トランプを激怒させた結果が今の状態です。

そこで国連の演説にて、北朝鮮を破壊する、と宣言し、それに対して金委員長が反発の声明文を出しているのです。金委員長の直接の声明文というのは、最大限の抗議だそうです。
先ず、考えてほしいのは、国連に対してトランプは何を要求しているかを確認してみます。トランプはアメリカが国連に対して世界最大の分担金を負担しているので、その負担金を負けよ、と要求しています。つまり、その負担金を要求するなら、国連がアメリカの要求を受け入れろ、ということです。
つまり、その演説で北朝鮮のロケットマンを壊滅させると宣言をしたのですから、もう実質上、同盟国の同意さえ得られれば、戦争をやる、と言っているのに等しいのに、日本では未だに戦争はない、という輩が多いのであきれ果てます。

■北朝鮮の運命

国連、すなわち、アメリカの要求は「核開発と、ミサイル開発を停止せよ」ということになります。

それが聞き入れない場合には戦争か、金総書記の海外資産の凍結が見送られたことから、彼に亡命を求めていると推測されます。ところが金総書記の直接声明によって、より事態は緊迫化をしています。
この直接声明の意図は文字通りとれば、彼は亡命するつもりもなく、徹底抗戦だと、判断していると思えます。ここまで事態が緊迫しているのに、あのカリアゲデブが徹底抗戦ということは、どう考えても、最終決戦を意図しているとしか思えません。
おまけに太平洋上で水爆実験など本当に強行をしたら、もうあの国は終わりでしょう。しかし、そもそもこの北朝鮮の暴発を招いたのはアメリカの休戦協定違反であり、北朝鮮ではありません。日本では全く報道されないのが不思議でなりません。
おそらくアメリカに都合の悪いことを忖度によって報道しないだけの話です。北朝鮮はとんでもない、いいがかりをしていると日本人ならそう思うと思いますが、前提条件が休戦協定違反であればそこに手をつけるのが解決の早道になると思います。
我々も、戦争などは望んでいないのですから民意によってこの休戦協定違反を政府に手をつけるように要求するべきです。でもアメリカはクビを縦には降らないから困ったものです。

■落としどころはあるのか?

アメリカの主張も、北朝鮮の主張はどちらも、それなりに理解はできますが、じゃ、この結末の落とし所はどこにあるのか?正直言って、ないでしょう。

トランプは就任直後にさんざん書きましたが、大の共産嫌いです。なぜなら、彼はレーガンの模倣をしようとしているからです。B級俳優のレーガンが、政治活動でその地位を得たのは赤狩りでFBIに協力したことから始まっています。
そして、大統領就任後に共産圏の大国、ソ連をつぶしたのは彼の功績になっているのですが、もともとソ連がすでに国家財政がもたないところで、レーガンが手を差し伸べたら、勝手に破産したというのが真相です。
敵国、ソ連を倒したことによって、レーガンはアメリカ人の英雄になったのをトランプも倣っているだけの話です。つまり今回の国連制裁にしても、北朝鮮の国家としての体制がもつような状態ではなくなります。
つまり戦争をやるぞ、やるぞ、と散々脅して、踏み切ろうとするときには北朝鮮が国家として体を為していない状態になることを狙っていると思います。水爆実験をしたことによって、中国、ロシアの共産圏国からも見放され、孤立を深めるのを避けるために、今回の直接声明を出したのでしょう。
この直接声明によってよりトランプを激怒させ、もう回避は不可避な状態になっ
たのでしょう。アメリカはイラク戦争時に大量破壊兵器があると言って、イラクを侵攻しました。いくら9.11の恨みがあるとはいえ、やりすぎのような気がします。
今回もアメリカは赤嫌いを全面に押し出してやってしまうのだろう、と思います。参考までにトランプがロシアに肩入れをするのはビジネスのため、というのが一般的な説です。

■次回の応酬について

直近は9/28に「アメリカGDP4-6月期の確定値」が発表されます。前回3.0だったものが予想は3.1になりますので、おそらくこの後にミサイルを発射するでしょう。

その1週間後くらいに核実験を行うのが既定路線であると思います。日本は選挙とか言っていますが大丈夫でしょうか?冬の韓国オリンピックをフランスがボイコットを検討していますが、当然の話で、世界では、間違いなく戦争になると読んでいるのが普通なのに、平和ボケで円安、株高と叫ぶ日本人は危機意識が全くないと揶揄されても仕方のないところです。
今まで、イギリスはEUを脱退しない、そしてトランプが大統領にはならない、という一般的な常識が覆されたのに、どうして北朝鮮が緊迫しない、と判断できるのか、不思議に思います。時代の流れが変わっていることに気づくべきです。
(この記事を書いた人:角野 實
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