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官製相場の大きなツケ~ドル円をめぐる今後の動き

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先週東京タイムからとうとう鉄板と言われてきた108円レベルの壁を難なく乗り越えて下落したドル円は結局107円割れこそ回避したものの、4月から何度もとめられてきた108円台中盤、そして108円ちょうどと明確に抜けたことで、ここからはかなり上値の重たい展開が続くことが予想されます。

米国レイバーデー以降の動きはその後の動きを示唆

例年市場参加者が戻ってくるレイバーデー以降の米国相場はその後の市場の動きを示唆する重要な鏡の役割を果たすと言われています。

これはFX市場にも当てはまるもので、今年は確かに北朝鮮問題やハリケーンなどイレギュラーな材料に見舞われているものの、明らかに金利の下落からドル安方向に相場が動いていることは明白で、この動きがここから先ひとつのトレンドとなれば、投機筋を中心にFXの秋相場はドル円の下落方向を目指す可能性がかなり高くなってきているといえます。

ドル円は官製相場のつけを払わされる結果に

最近発表されている日銀の短観によりますと多くの輸出企業の社内想定為替レートは108.310円であり、残念ながら足元のドル円の相場レベルはそれを下抜ける格好となっています。

これまでGPIFや生保などがこの水準を忖度して買い支えを行ってきたのかどうかはまったくわかりませんが、下半期の想定利益算定水準を下回る為替が株式相場に与える影響は大きく、今年度前半までは110円以下ではあまり登場してこなかった輸出企業の売りの水準がここから下落すれば実需が上値を抑える可能性も高まることになります。
また、個人投資家も鉄板レベルといわれてきた108円より上で買い向かっており、例によって損切りをせずに107円レベルを耐え忍んでいることから、相場が戻ればすぐにやれやれ売りを出してくることから109円レベルにまでドル円が戻るのは至難の業になりつつあることがわかります。
ドル円が108円を割れたことで今週後半投機筋が保有していたドル円のロングもそれなりに切れたことと思いますが、ここから107円割れなどが示現していった場合さらに投げがでて損切りだけで下値を模索する可能性もでてきています。
テクニカル的には110円を超えない限りは戻り売り優勢となり、仮にそれを超える戻りがあるとしても、ここからは相当な時間がかかることだけは覚悟しておく必要があります。
エリオット波動的に見ても第二波の円高は106.500円レベルまでの下げを想定しておくべき状況のようですので、どこまで下押しするかははっきりわかりませんが、とりあえず日脚で売りのシグナルが点灯した以上準張りでついていくから戻り売りに徹することが利益獲得の重要な局面になりそうです。

市場の相場予測は気にする必要なし

ここのところのFXの相場に接していますと、プライスアクションを粒さに掌握することがしっかり利益を確保することにつながることを実感させられます。

FXは市場参加者の誰もが相場がこの先どうなるのかを気にして、ある程度のシナリオを立てながら売買しているわけですが、やはり毎日取引していますとここから先は上がりそう、もしくは下がりそうという深層心理が日々の取引に大きな影響を与えることとなっているのは間違いありません。
たとえばドル円で108円は絶対に割れないしここから反転すると強く信じていますと無意識のうちに下げ場では買い向かう傾向が強くなってしまいます。
また8月末の北朝鮮ミサイル発射で大きく下落した際にはあっさり大きなショートカバーがでてほとんどの戻り売りの市場参加者が踏み上げにあって損切りを余儀なくされたという厳しい経験もまだ覚めやらぬ状況であることは理解できますが、一旦明確な売りのシグナルがでた場合にはとりあえず相場の方向についていき、だめならしっかり損切りをするといった柔軟な姿勢を持つことも大切です。
せっかく買い売りもできるのがFXの特徴ですから、市場の変化に柔軟についていける機動力と機転といったものを備えることが求められます。そういう意味ではモーニングサテライトなどを見て市場の著名アナリストが上と言っているからといった余分な情報を植え込まれてしまうのは決して得策ではありません。
チャートは実に親切な仕組みで、先週もずっと見ていますと108円が割れそうかどうかは明らかにその動きで予想できますし、107.500円が割れそうかどうかもチャートが教えてくれています。これを感じられるようになれるかどうかも重要です。
(この記事を書いた人:今市太郎
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