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バノンが辞任@トランプ人事に広がる不透明感

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ドル円相場の見通しに関しては、おそらく「二番底を打った」という見方は変わりがありません。
この背景は日本のGDPであることは何度も話した通りです。ドル円の裏であるユーロドルに関しては、ドル安なので、ユーロ高と見るのが通常の見方になりますが、ドル安、円高という方向性にドル円相場が固まると、ユーロの方向性は流動的になると思います。
現時点では「ドル安、円安、ユーロ高」が一番、しっくりする見方になります。
※ドル円4時間足チャート

バノン辞任について

トランプの性格を考えると政権内部でいくらもめごとが起こったとしても、かれはそれを容認する性格というよりも、むしろそれを好む性格になります。
自分への忠誠心を感じていれば、彼はそれほど問題視をしません。つまり、一連の人種差別発言の筆頭の彼が、今回、世間やメディアの批判を浴びたとしても、トランプは擁護し続けたことでしょう。でも、実際は、解任に近い辞任です。
このことは何を意味しているかといえば、トランプ政権の内部が上手くいっていないと推測せざるを得ません。また別の見方をするとやはり、ロシアンゲート疑惑の捜査が相当、進んでいるということになると思います。
そういった意味ではバノンの辞任は、トランプ政権中枢で何が起こっているのかわかりませんが、過去のトランプの行動例からすると、たいてい自分の信用している人間をクビにするのは、事業がうまくいっていないときにそういった行動をとります。
つまり「政権内部は上手くいっていない」と推測されます。それは今回の人種問題か、ロシアンゲート問題かはわかりません。ただ、上手くいっていないことは確実です。
トランプ政権内部の喧嘩などは、トランプ自身が好んでいることなので気にする必要もないのですが、バノンの辞任は少し、次元が違うように思います。

北朝鮮問題

「北朝鮮には攻撃をしない」ということを最近、説明を受けました。極めてロジカルな話でしたので一瞬、受け入れましたが、でも、そのロジカルな説明の中に、でも、トランプの支持率が壊滅的になった場合にはどうなるの?というこの一番大事な命題が残されたままなのです。
どんなにトランプ政権の主義主張が素晴らしくても、政権支持率が20パーセント台に落ち込むのも時間の問題です。そうしたときに来年の中間選挙に勝てる見込みがあるのか、ということになります。民主党はクリントンロスに陥っていますので盟友も不振ですが、この支持率ではどう転ぶかわかりません。
北朝鮮問題は今、攻撃しないという見方が支配的になりますが、そんなものは支持率次第ということになります。

今週はやはりジャクソンホール

イエレン議長」がやはり25日に登壇をしますので、何を発言するのかが注目でしょう。「ドラギ総裁」も講演を行うようですが、注目に値はしません。
今、イエレンさんの去就に注目が行っていますが、きちんとわかっていないのに辞めるだの辞めないだの語る人が多く非常に迷惑な話です。イエレンさんの気持ちとしては、辞めたい気持ちが60パーセント以上ですが、トランプが慰留をしているというのが本質でしょう。
なぜならトランプは圧倒的な外交下手であり、イエレンが「金融政策」の国際合意を誰も敵を作らずに持ち込んでくるのに、トランプは敵ばかり作りお話になりません。今回のドル安政策にしても、この合意を打ちだすのにしても、文句の多いメルケルは表だって何もいいません。
でもトランプがやるとメルケルがボロクソに言い始めるということに外交下手が如実に出ています。つまり、今、トランプがイエレンを慰留しているという状況になると思います。彼女が辞めたがっているのは事実でしょうが、彼女の手腕は実に誠実で、エクセレントになると思います。
活躍したい女性は彼女の仕事を見ならうべきでしょう。ともかく、歴代の「FRB議長」の中でも極めて信頼の高い政策を行い、そして実行をしたと思います。どこかの国の総裁のアホとは大違いです。
話が逸れましたが、おそらく、金融引き締め、すなわち「テーパリングを発表する」ことになるでしょう。もう、それは金融業界の中では規定路線ですので、目新しいことは何もありません。
ユーロの政策決定会合の中にユーロ高を懸念するという文言がありましたが、当然の話であり、それに触れない政策委員がいたとしら、おかしいのです。今のユーロ高など砂上の楼閣であり、ユーロ高をこなしても経済成長をする状況になどないことは確かなことです。
ですからドラギが何を言っても、個人的には無視なのです。確かに、アメリカよりは確立した足取りの部分はありますが、ユーロ高になればまた景気が低迷することは自明の理です。だから、メルケルがトランプに喧嘩腰なのです。
マクロンはトランプと上手くやっているように見えますが、日本の民主党が政権をとったときと同じと考えればよいでしょう。何もできないと思っています。
ドイツは、今までが良すぎましたし、フランスは、政治が上手くいかないでしょう。イギリスはまだ混乱状態ですが、何度も言いますが、あそこの国は統計が信用できませんので、実際の景気はかなりいいと思います。
ユーロは材料難から単に材料になっているだけの話であって、引き続き金融マーケット、FXではアメリカが主人公になるのです。
(この記事を書いた人:角野 實
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