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2017年はイエレン議長が相場をぶち壊す?

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Photo Reuters.com

日本時間の本日早朝5時からスタンフォード大学を行った「FRBイエレン議長」は、米国の経済が「FRB」の2つの責務目標達成に近づき、他のメンバーと同様に年2,3回の利上げを予想しているということをめずらしく積極的に明らかにしたため、年内の利上げを織り込むドル買いが再燃することとなり、米10年債金利は瞬間的に2.6%を超えるレベルにまで跳ね上がる結果となりました。

結果ドル円は114.760レベルにまで跳ね上がる状況となっています。
確かに国債金利が上昇するなかで「FRB」だけが「政策金利」を低利のまま放置しておくわけにはいかないという立場にあることはよく判りますが、本当に今金利をどんどん上昇させて米国の景気はこれまでの動きからシームレスに高金利時代へとシフトしていくことができるかについてはかなり疑問の沸くところです。 

何か忘れちゃいませんか?FRBさん

常に市場のコンセンサスと株価の推移に気を使う、きわめてチキンな存在の「イエレン議長」がここまで自信をもって利上げを口にするようになったのは、やはり市場が利上げをかなり織り込み始めていると判断しているからでしょう。

また、国債金利の上昇も支えになっているのかも知れませんが、「FRB」自身がもっとよく考えなくてはならないのは、これまで好景気と高い株価を維持してこられたのはとりもなおさず「中央銀行」が制御してきた低金利によるバブルの実現が大きな支えになってきたことで、高金利時代になればこの仕組みが一変することを明確に理解していないのではないかというところが非常に気になるところです。
中央銀行」バブルを演出してきた「FRB」自体がこうした状況をすっかり忘れて高金利政策に乗り出せば、「FRB」が今年株価をクラッシュさせかねない状況に至るリスクも考えておかなくてはなりません。

ガンドラックは米10年債金利3%突破なら市場に大打撃と予想

新債券の帝王の異名をもつダブルラインキャピタルの「ジェフリー・ガンドラックCIO」はトランプ次期政権下で見込まれる財政赤字増大やインフレ率上昇に伴い、米10年債利回りが来年には3%に上昇する可能性があり、その場合市場に打撃を与えると予想しており、株式市場や住宅市場の一部側面に特に疑念を招き始めると思うと指摘をしています。

実際企業収益も低金利に支えられてきた側面が大きく、金利の上昇は株価に確実に悪影響を与えることになりそうです。
また足元で起きている債券金利上昇にも係わらず株価が上がるという不思議な状況もいきなり解消して株価が下落するのは時間の問題になる可能性もでてきているといえます。
当然のことながら米国の株価が大きく下落する局面ではドル円もリスク回避の円高になることは間違いなく、今年は意外に早い段階で「FRB」主導による米国株式市場の大幅下落を見ることになるのかも知れません。

次の利上げ時期に大注目

イエレン議長」はすっかり利上げに自信を覗かせていますが、2015年末の利上げから3回目にあたる今年の利上げが3月に行われるのか6月に行われるのかが当面大きな注目点となりそうです。

これまでの米国の利上げでも3回目まではなんとか株価も崩れずに済んでいますが、この3回を超えたあたりから株式市場が金利に耐え切れなくなり大きく下落することが確認されています。
こうなると金利の上昇タイミング次第で8年続いてきた米国の株高にも大きな調整を覚悟しなくてはならなくなりそうです。「イエレン議長」はとうとう株価を暴落させて2018年に退任という不名誉な議長になる可能性がかなり高まりつつあります。
またトランプ政権との整合性がとれていないところも非常に気になります。ここからの「FRB」の利上げ政策にはさらに細かくチェックをしていくことが為替の売買にも重要になってくる時間帯がやってきたと言えるでしょう。
(この記事を書いた人:今市太郎
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