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やはり口を開くとかなり危ない存在のトランプ

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大統領当選後あまり口を開かずに時間が経過したことでトランプ相場と呼ばれる株価の上伸やドル高は比較的スムーズに推移してきたといえますが、ここへ来てご本人がいよいよ吼え始めたことで、やはりこの人物にはリスクが多く残っていることが改めた確認されはじめています。
その一端を示すこととなったのが「台湾の蔡英文総統と電話会談」です。

用意周到だった台湾との電話会談

メディアの報道では台湾の蔡英文総統と電話会談となっており、さも偶然に電話で行われることになったような印象を与えることとなっていますが、よくよく調べてみると台湾サイドは重要閣僚が同席して実施したもので、想像以上に用意周到に行われたことがわかります。

なにしろ、米国と台湾の首脳は1979年の米中国交正常化以来、直接コンタクトを取っていなかったわけですから、これをあっさりトランプが破って電話会談を行ったことに中国が今後どのように反応してくるのかが非常に危惧される状況です。
またトランプは中国製品に関税をかけるといった大統領選での猛烈な発言を再開させており、この強行姿勢は必ずしも選挙のためのジェスチャーではなかったのではないかと思わせる一面も覗かせはじめています。

政治経験のないお友達型閣僚で本当にトランプを制御できるのか?

NYダウは連日史上最高値更新をしていますが、これまでトランプが口を開かなかったからこそ勝手に上昇した部分が大きく、今後いよいよ就任が近づきあれこれ問題発言をしはじめると、これまでのように簡単に上昇するだけではない局面に陥る可能性も高まってきているといえそうです。

今のところ税制改革については共和党の下院にすでに下敷きとなる素案が用意されていますから、こちらは細かいつめは残ってもある程度うまく進みそうな気配となっていますが、政権の立ち上がりから通商問題、とりわけ中国とのトラブルになるような内容を大統領権限と称して突っ込むようになると、かなり広範な影響がではじめることは間違いないようです。
議会サイドは追加的な関税障壁や非関税障壁の設定にはかなり否定的ですが、不公正貿易への対抗姿勢の明示や為替に対する是正はある意味で金のかからない大統領特権ともいえるもので、これを立ち上がりから振りかざしてくることになると、為替も単純にドル高とはなりませんし、なにより株価がピークアウトする可能性もかなり高くなりそうで、まだトランプ政権で市場がどうなるのかを断定するのは早い状況にあることがわかります。

米系ファンド勢はリスクを理解して相場の上昇を急いでいる

NYダウは連日好調に史上最高値を更新中ですが、ドル円のほうは一端ピークをつけた形で、ボリンジャーバンドでみても日足の+1σを割れはじめていることから高値はつけてもレンジ相場に転換してしまったかのようにも見えます。

年内の大きな材料といえばもはや「FOMC」ぐらいしか残っておらず、かなり市場参加者も減っていますが、トランプの状況を理解している米系のファンド勢はとにかく年内もしくは年初の大統領就任前に株も為替も高値をとってしまい、売り逃げしたいと思っているように見えて仕方ありません。
中国に対するやり方を見ていますと、高いゴルフクラブを一本土産にもって行ったからといって日本との関係が改善しているとも思えず、早晩円安の為替についてトランプが言及するのは間違いないことから、円安も政治的に賞味期限が差し迫ってきているのかも知れません。
上昇には順張りでついていかざるを得ませんが、いきなり相場状況が反転するリスクを常に意識しておく必要がある年末相場で、まだ終わってはいないが長く続かないトランプ相場には相当な注意が必要です。
(この記事を書いた人:今市太郎
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