下落調整終了かに見えたが行って来いの動き
いきなりNYタイムに113円台を回復したことから、調整は短期間で終了したのかとも思える相場展開でしたが、その割に上昇は続かず、まさに行って来いの動きとなっていることからこの先が見通せないトレーダーの方も多いことと思います。
同じレベルの行き来はレンジ相場の始まりを連想させる
週明けからの動きを見ていますと下げるにも下値が堅くなってきており、上値も上げれば利益確定と戻り売りという動きになりつつあり、レンジ相場が再スタートするような印象も受ける動きとなっています。
短期投機筋も足元が揃わなくなる12月相場
これまでドル円を買い上げてきた投機筋も当然複数存在しているものと思われますが、11月末決算であったり12月末決算であったりとそれぞれ事情が異なることから、早々に利益確定する向きもでるでしょうし、儲かっていない「ファンドマネージャー」はさらにポジションを引っ張って年末にもう一段持ち上げた上で年初に高値をつける画策をする向きもいると思われますので、果たしてドル円相場自体がどのファンドの思惑にあった動きをするのかはかなり読みきれなくなってきています。
今夜はOPEC総会の結果次第の動きも
「OPEC」総会は日本時間の午後6時ぐらいからの会合となるようですが、記者会見は24時からとなるため、その前に情報がではじめればNYタイムから大きな動きになる可能性があります。