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ドル円だけには活きている8年サイクル説

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年末が近づくにつれ、市場の関心は今年から来年へと広がりつつあります。
よくも悪くもこの年末に各国の「中央銀行」の政策が一旦出尽くすことになりそうですから、来年以降は相場がどう動くのか誰しもが気になるところです。
そこで注目したいのが、最近めっきり当たらなくなっている一定年月のサイクル説の中で、唯一ワークし続けているのが「ドル円の8年サイクル説」です。
ドル円が「変動相場制」になってからほぼ8年ごとにピークをつけるのがドル円相場の大きな特徴であり、この周期だけは他の通貨ペアのサイクルが崩れても今も継続的に当てはまる状態をつづけているのです。

2007年の124円から今年がちょうど8年

前回のピークといいますと、ちょうど今のドル円と同じレベルである124円10銭をつけた2007年の6月1日となります。実は今見返してみますと今年も奇しくも6月1日に年間の最高値をつけて、これをまだ抜けることにはなっていません。
年末の「FOMC」へ向けてもう一段上がる可能性はありますが、これまでの米国の利上げを見ていますと、利上げ数ヶ月前に高値をつけて利上げ後はその高値を抜けたことがないのが実績であり、9月利上げを見込んで6月に最高値をつけたとみると、もはや利上げだけでは125.800円を超えることはない可能性もでてきているわけです。

米国の景気循環がこのサイクルに影響か

このドル円の8年サイクル高値説は、ドル円だけが自律的にそうした動きをしているわけではなく、米国の株価の動向なども大きな影響を与えているようです。米国株式相場は7年から10年でどんなに景気がよくても必ず一旦暴落に直面しています。
サブプライム」から「リーマンショック」に至る過程では株価が先行して下げていますから、ドル円が大きな影響を受けたことは間違いない状況です。
2007年の前の上昇タイミングから2007年のピークは8年7ヶ月となっていますので、まだ上昇の余地が残されている可能性はありますが、いずれにしてもこのサイクル説が今回も当てはまるのであれば、どこかで反転する可能性を考える必要がありそうです。

世界的に景気は悪化しているが株価は中央銀行政策期待で下がらない状況

市場では銅、ニッケルの価格をはじめ経済の先行きを占ってきた商品価格が悉く下落しており、中国経済だけの問題ではなく、世界的に景気が悪くなってきていることはほぼ間違いない状況です。
 しかしこうした市場環境の中で主要国の株価だけは下がりません。
これは「中央銀行」による「金融政策」期待があるからで、秋口までは米国の株式相場も利上げ報道があるごとに下落しましたが、今では、かなりを折込み始めており、短期間に大きく利上げが行われないであろうとの希望的観測も含めて株価は下がらなくなってきています。
また年末に向けて上昇するという「アノマリー」もあり、業績相場へ移行することなどはまったく期待できませんが、中銀バブルが続く限りは簡単に相場も崩れなさそうな気配も漂ってきます。
果たして株価が崩れないのにドル円だけ円高方向に動くことになるかどうか?が大きな問題になってきます。つまり当面のドル円は株価次第の部分がかなり大きくなってきているといえるわけです。
しかし株価だけ見ながらFXをやるというのもかなり難しいのが実情です。
東京時間ではやたらと「日経平均株価」が影響を及ぼしますが、NYタイムは完全に「ダウ平均株価」に影響を受けるわけですから、この環境下で株価をみながら判断するのはかなり大変です。

標準偏差ボラティリティを利用してみる

ひとつトレンド変化のインジケーターとしてお勧めしたいのが標準偏差ボラティリティを日足で毎日チェックしてみるということです。
RSI」の利用も悪くありませんが、この標準偏差は市場の過熱感を見るのには非常にわかりやすく、大きく上昇しているときに相場の方向が上ならば明確な上昇相場になっていますし、下落しているのならば下落相場がトレンドになっている可能性が高いわけです。
米国の株価大暴落は7年から10年周期で確実に7年で暴落するわけではありませんが、ドル円についてはこれまでのところ8年から9年以内に必ずピークをつけるという極めて規則的な状況を繰り返しています。もちろん異常な「金融緩和」などいつもとは大きく異なる市場状況ではありますが、これが今回も起こるとするならば相場の動きの変化を掴むことは可能になります。
今年の年末から年明けにかけて8年周期の兆候が出る可能性もありますので、念のためにチェックし続けることがお勧めです。
テロのような突発的な状況変化はストップロスで対応するしかありませんが、この流れの変化は必ずチャートに兆候として現れますので、一旦ポジションを少なくするとか、手仕舞って様子を見るといった用心深い行動が求められそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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