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ドル円は年末前に125円超という見方について

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FOMCの議事録が公表された11月19日をもって外為市場は材料出尽くし感が強くなりドル円も124円台に上がらなければユーロドルも1.06を切れずに膠着した相場が続いています。
米国はサンクスギビングを控えていますから23日の週は26日から事実上の休業状態。週明けまではほとんど値も動かない可能性が強まっています。
ECBは追加緩和をやるやると連呼していますから利下げになるのかどうかはわかりませんが、何かが起きることは間違いなさそうな状況です。

首相は今週中にも補正予算を発表か

日銀はリセッション入りとなった経済環境でもドル円123円、日経平均2万円が至近の状況では案の定金融緩和の措置を講じることはできず、無風の金融政策発表に終わっています。

外遊から戻った安倍首相が参議院選挙を睨んで、経済対策を重視した総額3・5兆円規模の補正予算案を編成し、力強さを欠く景気を浮揚させる旨の発表を行うことが期待されはじめています。
これまで日本サイドの動きに起因するドル円の上昇はほとんど期待できないまま、年末のECB,FOMC期待の相場となってきていましたが、このサンクスギビングの休みお間に補正予算が発表された場合、ドル円は単独で124円台にのせる可能性があり、今週調整相場で下押ししたところは丁寧に拾って上昇を待つのもひとつの考え方となってきています。
本来補正予算の実施は自国通貨の通貨価値を高める部分があるため安易には円安にならないことのほうが多いのですが、日経平均が2万円超の動きになれば、材料のないドル円がそれについていく可能性も高く、FOMCにむけてのドル円の発射台がかなり高まる可能性もでてきています。

2013年末のドル円の動きをトレースすれば128円台もあり?

2014年は10月末に黒田バズーカ2が実施されたため例年の年末の動きと為替の動きは異なるものとなってしまいましたが、アベノミクスが始まった2013年後半比較的息切れ相場の中で年末特有の上げを演じたケースを下敷きにしますと、10月1日からみて12月末には1.07%の指数の伸びが確認されています。

となると、これと同じ動きが2015年に示現することにあれば128円台も夢ではない状況になっているといえるわけです。しかも12月16日にはFOMCの利上げが見込まれていますので、年末まで高値が続くかどうかは別として瞬間最大風速で128円方向、つまり126円上抜けがありうるかもしれないというわけです。
ただし、ヘッジファンドから個人投資家までこのレベルでは売り抜けたい輩ばかりですし、輸出勢もこのレベルにかなりの売りの指値を置いていることは間違いありませんから、長居は禁物という状況になりそうで、仮にこの形が形成されたとしても一定の利益を得たら少しずつ利益確定をして実現益の確保を心がけるほうがよさそうです。
ECBの利下げ観測に対してユーロドルがどこまで下落するかもドル円の発射台の高さに関係してくることになりますから、すべてが最高の組み合わせにならない限り128円というのはかなり難しそうな気配ではあります。
ただし、今年ほとんど利益を出せなかったファンド勢が思い切り買い上げてくることは、十分に想定できる話で、まったく可能性のない「たられば」話でもなくなってきています。

ユーロの下落ショートカバーには十分な注意が必要

ひとつだけ注意が必要なのは、ユーロドルの下落です。こちらもできるかどうかわからないパリティを目指してファンド勢と実需筋が異常にユーロドルを売り持ちしていますから、12月3日の緩和で1.04以下のレベルまで下落するようなことがあれば、大口の投資家が利益確定をしてその後に大きく跳ね上がる可能性があるからです。

ユーロの下落局面ではユーロ円も大きく下押しすることになるため、ドル円の上昇を阻む可能性があり、ユーロドルの大幅な買戻しがかかるとドル円は円高方向に大きく戻されることが想定されます。
こうなると、128円はおろか125円にすら届かずに年末終了というまったくの見当違いな状況を示現することもあります。
一定の思惑買いをした場合にはまったく逆さまのことが起きたときのためのストップロスの置き方についてもよく検討することが重要になります。想定していたことの半分程度が実現すればかなり夢がかなったと思ったほうがいいのがこうした為替の売買です。
(この記事を書いた人:今市太郎
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