土曜、日曜に米中貿易に関して新たな合意がなされたようですが、あまり興味がないのです。きのうのコラムでは「貿易赤字の解消というのはドル高になる」という趣旨を書きました。しかし、これをきちんと認識をしていた人が何人いるのか?ということを考えるとすぐさまに反応はしな...
FXコラム
AI・アルゴリズムと戦うためには妙なレベル感を捨てること
ドル円は予想外に5月中に111円をつけるという展開になってきています。しかし短期間に特別強いトレンドがでたというわけでもないのにするするとこの高値レベルまで上昇してきてしまったことから多くの市場参加者がドル円を買いでついてこれていないという話もよく聞きます。そ...
貿易赤字はなぜ悪いのか?貿易赤字を減らすとどうなる?
金曜、土曜日と出張でまたもや東京に行っていたのですが、東京の暑さに悶絶をしていました。毎年、5月に真夏のような気温になるのは毎度のことでなんとも感じないのですが、平均気温が上昇ということはやはり警戒をしなければいけません。去年の12月に平年より気温が下がったこ...
21日週のドル円は米10年債金利が上昇すればさらに上値追いの可能性も
とうとう111円を超えたドル円ですが、18日のNYタイムはこれと言って大きな指標もなく週末ということもあって米10年債金利が下落したことにリニアに反応してドル円も一旦110円60銭台まで下落したものの、そこからの下値は堅く結局70銭台まで戻して週の取引を終了し...
調達コストの問題からドル売りから撤退する投機筋
ドル円は18日のロンドンタイム以降明確に111円台に乗せる場面もありましたが、上値にはそれなりの売りもあったようで結局110円台に押し戻されたものの110.500円以下には下がらず週足でも陽線で引ける形となりました。5月時点でここまでするする上昇するとは個人的...
下がらない米10年債金利~週末のNYタイム終値に注目
米10年債金利が上昇しはじめて止まらなくなっています。もちろん上がり方はかなり軽微なものでいきなり4%に突っ込むといった激しいものではありませんが、すでに3.115%に達しており、市場に大きく変化が現れるのではないかと市場で噂されている3.2%も目前の状況です...
地政学リスクは鳴りやまない~北朝鮮とエルサレムに厳重注意
6月2日シンガポールで開催されることになった米朝首脳会談で一旦は極東の地政学リスクは後退したのかと思われましたが、いきなり北朝鮮が南北会談をキャンセルしたことで、まだこの話には十分にリスクが残されていることを改めて感じさせられる状況となっています。また米国がエ...
世界情勢の解説@マレーシア、中東、イスラエル、中国、イタリア
マレーシアマレーシアで左派寄りの政権ができ「消費税廃止」とかうらやましい話です。私からみれば日本で民主党政権ができたことを彷彿とさせ、国民に耳障りの、よい政策ばかりやっている政権など全く信用ができません。そもそも、景気が悪いから政権交代が起こるのであって、その...
内部要因はすぐに変わるもの@昨日のコメントへの回答
たぶん、調整するんだろうな、と思っていたら、やはり調整をしたというのが素直な感想です。その根拠はスイスフランであって、ドル円が新値、アメリカ10年物国債も新値であっても単なる調整、トルコリラも新値も単なる底値探りとしか、思っていません。もう一度確認私の意見とい...
3%台を上昇しはじめた米10年債金利~これでよい金利上昇か
15日のNYタイム、米10年債利回りが3%台を続伸することとなり、それに追随するようにドル円も110円台に乗せる動きとなりました。しかしNYダウのほうはさすがに金利高を嫌気し、終始安値で展開する形となり、実に九日ぶりに下落して終わりました。金利高が株価の上伸を...