おはようございます。きのうはECBやトルコ中銀の金融政策決定会合があったわけですが、トルコ中銀の3パーセント利上げ予想が6パーセント超の利上げには驚くほかないと思います。今回は、このような不透明感の中でのドル円の動きを解説していきたいと思います。アメリカ金利市...
FXコラム
米、中国に新たな貿易協議開催を提案で市場は楽観
米国が中国に対する追加関税発動を前にして、貿易協議の開催を呼びかけたことから市場には楽観論がでて、株価は上昇しています。トランプ政権が中国からの輸入品に対する追加関税を発動する前に、中国政府が米政権の懸念に対応する機会を与えるのが狙いという報道になっていますが...
原油価格とFXは密接な関係性がある理由
FXと原油価格はそれほど関係がないと思われる方は非常に多いと思います。しかし、この原油価格とFXは非常に関係があり、原油価格をみておくと非常にFXには参考になります。今回は、その関係性についての話をしてまいりましょう。都市化の社会21世紀は「都市化の社会」と言...
日米FTA締結となれば気になるのは為替条項の中身
ここのところトランプ大統領がまた「日米新通称協議」に向けていろいろなことを言い始めています。究極的には二国間のFTAの締結を強要されるのは、もはや間違いないところに来ていますから、日本がいかにして逃げ回れるのかに注目が集まります。それとともに米国は諸外国に対し...
世界情勢からみたドルの動向
おはようございます。今まではトランプさんの考え方からドルの動向を考えてまいりましたが、今回は世界の情勢からドルの動向を考えていきたいと思います。ドルの動向を揺るがした最近の事件2018年の新年に書店に立ち寄り、今年の予測本を観られた方はお気づきかもしれませんが...
リーマンショックから10年~市場の心配は次なる暴落時期
国内では「2008年9月15日」に米国発で起こった世界的な市場の暴落は「リーマンショック」という呼び名で定着していますが、欧米では「世界的な金融危機」という名称が一般的になっています。確かに言われてみればその前に「ベアー・スターンズ」は破綻していますし、大手の...
アメリカ貿易戦争の行方
おはようございます。連日、アメリカの中国への制裁が報道されています。今回は、そもそも貿易戦争の問題は何なのか? そしてその終結点はどこなのかを考えていきたいと思います。貿易統計■過去5年間の貿易統計■過去の貿易統計上記は貿易収支のものになります。特に今回の貿易...
13日トルコ中銀の政策決定結果に大注目~利上げなければまた暴落か
8月後半からそれほど大きな動きを示現しなくなっていたトルコリラですが、ここへ来て、またしても今週13日(木)に発表されるトルコ中銀の政策決定の内容が相場の方向性を示すものとして大きく注目され始めています。トルコ中銀は自ら近い時期に利上げを示唆したことから、本当...
現FRB議長ジェローム・パウエルの政策とトランプとの関係
10年前のリーマンショック以降、米国をはじめとする先進主要国の中央銀行の非伝統的な金融緩和政策が実施されたことにより、その政策が経済の回復と株式市場の上伸に大きな役割を果たしてきたといえます。しかしその緩和の中心にあった米国FRBは昨年からすでに緩和の出口に向...
金曜日の雇用統計と日経平均株価の今後
おはようございます。トランプ大統領がWSJに自ら電話をし、日本に対して貿易問題を許さないみたいなことを言ったらしいです。この電話をかけるほどヒマなのか、という疑問に関しては非常にかんたんな回答で、トランプさんはこういった電話の常習者です。ただし、この電話は自分...