市場では不安材料も多数うごめいているわけですが、なぜかこうした不安要因すべてに反応しないリスクオン相場が展開中です。ドル円はとうとう111円台をつける場面がではじめてきており、ユーロも弱い中にあって相対的に強いドル円がどこまで上昇することになるのかが注目される...
FXコラム
絶対値で円、ドル、ユーロを見る
おはようございます。意味不明なまま円安が進行をして、周囲には楽観の嵐になっています。今回は、絶対値で円、ドル、ユーロをみていただき、今回の円安がいかに不思議なものなのかを観察してみましょう。円の絶対値(実行為替レート) 何度も申し上げますが、我々がみているドル...
足元のリスクオン相場の賞味期限
週明けの為替市場はいよいよドル円が110円台中盤を超えて上値を試す動きが見えてきますが、その一方でドルはほかの通貨には弱くユーロが買戻しになったりとトレンドでているわけではないので、上下動も様々に発生してなかなかやりにくい相場状況になっているともいえます。米中...
おそらくドル安は7月まで続く
おはようございます。ドル円を中心に動意がなくイライラしている方も多いと思います。これも、相場であって眺めているほかありません。きのうもご説明した通り、今回の同意のなさはアメリカの「ドル安」から発生しているものであり、このドル安は動かしようがない、ということにな...
イタリアについでドイツもリセッション入り~相対的にドル高状態へ
政治混乱と借り入れコスト上昇、財政懸念が経済の足かせとなったイタリアはとうとう18年10~12月期が前期に続いてマイナス成長となったことから、完全にリセッション入りが確定してしまいました。さらに、今度はEUの屋台骨であるドイツの経済状況が急激に悪化しており、リ...
現在の相場が動かない理由
おはようございます。ドル円が月曜日に上抜けたような感じがしますが、本能的には大きく円安には行くとは思えません。本日は、なぜこのような膠着状態になるのかのお話しをしていきたいと思います。ドルとユーロの実行為替レート通貨の基本はドルであり、そして金融の基本もドルで...
FXは強制ロスカ、株はソフバンのはめ込み営業後遺症で相場沈滞
新年早々大暴落となってしまってFX市場のおかげで個人投資家のかなり多くが投入した証拠金の殆どを失ってしまったようで、それなりの資金を再度用意して相場に戻れない人たちが実はかなり多くなってきているようです。金融先物取引協会は毎月後半に前月の国内店頭FX通貨ペア別...
GDPの数値から相場を読む
おはようございます。きのうは日曜日で編集がお休みなのを忘れていました。本日は、先日、ご紹介をしましたGDPからマーケットを読む方法を記したいと思います。これを読めば、経済指標がわかっていない人が相場がわかる訳がない、というのがよくおわかりになると思います。日米...
相次ぎ人員削減を断行する銀行・資産運用会社~相場の状況はおかしい
米株が年末から大きく戻したことから市場には2019年バブル崩壊や2020年景気後退といった悲観論を大きく否定する強気論が妙に台頭しはじめています。金融市場と向き合う銀行の投資銀行部門やヘッジファンドなどの資産運用会社の対応には、かなり変化がみられるようになって...
GDPから為替の強弱を考える
連日、多忙の中、アウトラインしか解説ができなく申し訳なく思います。ただ、これを理解すれば、ある程度の相場観を組み立てることができますので、個人的にはみなさんには理解をしてほしいと思います。前回はPMIからマーケットのアウトラインを組み立てる方法でしたが、今回は...