FXコラム

米中の陰に隠れて目立たなかったエルドアン~トルコは制裁回避できるのか

G20大阪会議ではトルコのエルドアンとトランプの会談も注目されていたはずでしたが米中の会談に目が行きすぎ、しかもその後トランプ=金正恩の板門店会談が行われたことからすっかり影の薄い状況になってしまいました。エルドアンサイドはもともと米国からのミサイル購入を考え...

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案の定悪化した日銀短観~このまま増税ならリセション入り間違いなし

日銀が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査によりますと大企業製造業の業況判断DIはプラス7となり前回の3月調査からさらに5ポイント悪化したことがわかりました。非製造業のほうはプラス23で2ポイント改善しています。この大企業製造業の悪化は二期連続であ...

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ステーブルコインは仮想通貨かという問題が浮上

フェイスブックの仮想通貨リブラのホワイトペーパー開示によって一気にステーブルコインの存在が注目されるようになっていますが、国によって見解が分かれるものの果たして通貨なのか決済手段なのかという問題が顕在化しそうな雰囲気になってきています。ペッグ制のステー...

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7月相場は米債金利の変調厳重注意

G20 を通過して、なんとか米国の対中追加関税が回避されたことから週明けからは米株を中心としてまた株が上昇しそうな状況になってきました。日本株はほとんど外人が買いに来ないことから7月は参院選対策で下げることこそないのでしょうが、米株と連動してい上がるのかどいう...

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米国が要求する対円のドル安は一体いくらなのか?

G20 大阪の開幕を前にトランプ大統領がまたしてもドル高を不満としてG20の重要課題として為替のことについて話あいたいとしていることがメディアの報道にでており、市場は危機感を募らせています。先の福岡の蔵相・中央銀行総裁会議では通貨戦争は誰の得にもならないといっ...

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G20が終わるまでは相場は動かない可能性

週明けの為替相場は週末にG20を控えているということもあり非常に小動きに推移しています。G20自体で何か期待するべきことなど何もないわけですが、米中の首脳が顔を合わせてまともな会談になるのか、外交辞令の飛ばしあいで継続審議のイメージだけ強めて終わるのか、はたま...

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違和感たっぷりの米株市場~株と債券どちらかが間違っている

6月のFOMCでパウエル議長が利下げの意向を示唆したことからCMEのFedWatchでは7月利下げ確率が100%となりまさに市場に催促されて利下げを行うような状況になってきつつあります。驚くのは利下げの回数に対する織り込み確率ですでに年末で合計4回利下げ、つま...

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次の相場大幅下落は本当にFOMCが利下げをした直後か

FOMCでは大方の予想通り現状維持で利下げは起きませんでしたが、パウエル議長があきらかに市場を意識して先行き利下げを示唆する様なそぶりを見せたことから米株は上昇、NYダウは史上最高値を更新しかねない勢いになってきています。これまでにもこのコラムで書いたように利...

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トランプ主導でまたしても世界通貨安戦争勃発か

ECBのドラギ総裁が経済状況次第でさらに政策金利の一段の引き下げと副作用抑制措置は、依然としてECBのツールの一部であるとポルトガルのシントラで開催されたECBの年次会議で述べました。このことから、ロンドンタイムにユーロが大きく値を下げる動きとなりましたが、ト...

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