米国ワシントンで14日から開催されていた「G20」財務相会議は閉幕し、前回2月の上海会合同様に、各国が財政・金融・成長戦略をフル出動し停滞しつつある世界経済の成長を確保するとの共同声明を採択しています。なぜ増税に米国のエンドースが必要なのかはよくわかりませんが...
FXコラム
首相官邸主導で1000円引き戻した日経平均
時代遅れの法人口座レバレッジ規制が開始
既に日経新聞をはじめとしていくつかのメディアで取り上げられはじめていますが、金融庁はFX取引のうち、これまでハイレバレッジが認められてきた法人口座を個人同様に倍率規制に乗り出す意向であることが報道されはじめています。具体的な「レバレッジ」倍率は示されておりませ...
FXでもローリスク戦法がとれる!レバレッジ1倍という選択肢
FX取引は、為替レートの上昇あるいは下落を正しく予想できれば、利益を上げることができます。円ドル相場を例にとると、「円高ドル安」「円安ドル高」のいずれかを予想しさえすれば良いのですから、見かけ上は単純な取引です。初心者でも簡単に取り組めそうなイメージを持つこと...
為替に大きく影響する産油国協議に注目
カタールのサダ・エネルギー相は3月に、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国が原油の増産凍結を巡る協議を4月17日にカタールの首都ドーハで開くと正式に発表して注目を集めましたが、その会合がいよいよこの週末である日曜日に開催されることとなりました。原油...
通貨安回避をG20で持ち出すアメリカ
「G20」はここのところ予想外に市場に影響を与える存在になりつつありますが、今週14日~15日とまたワシントンでその「G20」が開催されます。この会議では今話題のパナマ文書問題も話し合われるようですが、それとともにさらに各国に通貨安誘導をしないことをさらに確認...
パナマ文書の為替相場への影響はいかに?
世界50カ国で注目されはじめ、具体的に要人の辞職なども出始めている「パナマ文書」ですが、果たして為替への影響は殿ぐらい出てくるものなのでしょうか。今回はそんなパナマ文書にフォーカスをしてみたいと思います。そもそもパナマ文書とは・・この「パナマ文書」という言葉は...
秋まで次々と訪れる円高リスクに気が抜けない
為替市場では当座のドル円の下落レベルの底が一体どこなのか、投資家も政府も疑心暗鬼の状態が続いています。ドル円、あるいは円全体で考えますと、今年は秋口まで予想外の円高を引き起こしやすいイベントが目白押しの状態であり、気の抜けない状況が11月まで続きそうです。まず...
異例の菅官房長官談話に見る政権の焦燥感
菅官房長官は「ロイター」のインタビューに答え、わざわざ日曜日に掲載されるように為替の偏った動きには対策の用意につい語っています。「ロイター」とのインタビューの中で、具体的に外国為替市場で一時1ドル107円台の円高水準を付けたことに関し、偏った動きには「日本とし...
今回のドル円下押しの主体は米系ファンド
4月第二週「4円強」というかなり強烈な下げを演じたドル円はそのダイナミックな動きから考えれば、どうみても米系ファンド勢が主体的に動いてきた結果であることは間違いないと思われます。ただし、「ヘッジファンド」などが為替に打って出てくる場合には、一定のシナリオを持っ...