いよいよ今週「伊勢志摩サミット」が開催されます。国内は厳戒態勢で都内の主要地域はゴミ箱さえ撤去されて、ティッシュの一枚も満足に捨てられないほどの状態となっています。しかし、国内メディアと本邦投資家が期待するほど世界的にはその成果に注目は集まっていないようで、一...
FXコラム
本邦勢の期待は空しく仙台G7が閉幕となる
本邦勢だけに妙な期待が高まった「G7」仙台先進国蔵相、中央銀行総裁会議でしたが、一応無難な声明は出たものの、為替に関しては日本の金融当局と米国財務省側の考え方は完全な平行線に終わりました。一応、「過度な為替の変動はよろしくない」という言葉は載っていますが、肝心...
FOMC議事録要旨は正確な議事録とは違う
日本時間の5月19日午前3時に発表された「米国FOMC」の4月の議事録が市場の予想をはるかに超えて「タカ派的」、かつ6月利上げ実施をかなり強く印象づける内容であったことからドル円は買い戻され110円台にまで戻って週の取引を終える形となっています。ただし、この議...
日銀、国庫納付を大幅減の報道でドル円が下落
『日銀は将来の金融緩和の「出口」で保有国債に損失が生じる事態に備え、2015年度に初めて4500億円程度の引当金を積む。これに伴い日銀の利益が目減りし、15年度に政府に納付する金額は大幅に減少する。単年度でみれば量的・質的金融緩和(異次元緩和)のコストが国民に...
過剰な上昇に転じた原油先物市場は加熱気味
1バレル50ドルを超えることは「今後当面ない」とされてきた原油の先物価格が加熱気味に上昇しつつあり、すっかり状況が変化つつあります。これはいくつかの事象が重なり合って生じているものであり、この流れが続くことになるのかどうかが大きく注目されるところです。相場は常...
FOMC議事録公表で110円台乗せのドル円
日本時間19日の午前3時に公表された米国「FOMC議事録」は「今後入手されるデータが景気改善を示せば6月に利上げする可能性がある」と参加者が論じ、次回会合で政策行動に移る公算は小さいとの市場の見方と相反する「タカ派」的な内容となったことからドル円は一転買戻しが...
ファンダメンタルズをどうFXに活かすか?
このコラムでは個人投資家がなかなかひとりでは集められないような「ファンダメンタルズ」の情報を網羅し、プロの投資家と互角の情報をもって売買ができるように様々な角度から最新の視点をお届けするように心がけています。ただし、「ファンダメンタルズ」でマクロな流れが理解で...
ヘッジファンドの視線は中央銀行バブル崩壊
2016年の金融市場は中国起因で大きく相場が下落したところから始まり、既に5ヶ月近くが過ぎようとしていますが、5月末の多くが決算を迎える欧米の「ヘッジファンド勢」は今年に入ってからさらに苦戦が続いており、解約も増加しているようです。1月~3月期の解約も増加ヘッ...
セルインメイとは?2016年はSell in Mayあるのか?
株式や為替の世界において有名な格言に「セルインメイ(Sell in May)」があります。意味はそのものずばり「5月に売れ」です。今年も5月になり、「セルインメイ」がささやかれるようになってきました。今年の相場も果たして「セルインメイ」の格言通りの展開になるの...
米主要500社第1四半期、5.4%減益
13日に「ロイター」が発表した、米国S&P総合500社指数採用企業の、2016年第1四半期は前年同期比で5.4%の減益見通しとなりました。既にこれまでに500社中459社が、第1・四半期決算を発表していますが、このうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合...