7月相場も早いもので、いよいよラスト一週間、「FOMC」と「日銀政策決定会合」を控えた緊張感の高い相場展開を迎えることになります。「FOMC」のほうは7月利上げなしと市場は織込んでおり、対話を重視する「イエレン議長」がいきなり利上げに踏み切ることはないと思われ...
FXコラム
ドイツ銀行のリスクについてあらためて考える
7月29日といえば「日銀の政策決定会合」のほうに注目が集まりますが、実は同日、欧州銀行監督局(EBA)によるEU加盟国の主要51銀行を対象にした「ストレステスト(健全性審査)」の結果発表も実施されます。21日の「ECB理事会」後の記者会見でも「ドラギ総裁」がい...
ヘリコプターマネーの定義がはっきりしない件
21日の為替相場はすっかり「ヘリマネ」という言葉に翻弄された感があります。どうも市場では言葉だけが独り歩きしているものの、内閣と日銀、そして市場が期待して使っているこの言葉の中身がそれぞればらばらで、その定義の違いが相場に大きな混乱をもたらし始めている気配が濃...
アメリカのダウ平均株価は上がりすぎている!
「ダウジョーンズ理論」というのがありますが、一般に普及をしているダウ理論というのは根本的には間違っていると思います。このダウ理論というものは、認知科学の分野をよく研究している人にとっては、ダウ理論が今の時代に即応をしておらず、時代遅れの代物だということを認識す...
ヘリコプターマネー資金20兆円超の報道登場
21日に共同通信が報じたところによりますと、政府が「経済対策の事業費を20兆円超とする方向で調整している」と報じており、8月初旬には閣議決定する方針とされています。当初10兆円と見られた予算規模は、さすがに何の苦労もなく資金捻出ができることから、急に倍額へと巨...
アメリカ株の好決算を受けて新値更新中
ドル円相場は私が以前から書いているように今年の基準値は「106.6円-107.4円」です、と絵に描いたような相場になりました。きのうの夕方に「106.6円」を取りきりましたが、イギリス離脱問題の高値「106.78円」を取りきらずに反落、その後、達成感から売られ...
公式代表候補となったドナルド・トランプ
18日から開催されていた米国・共和党の全国大会で、正式に「トランプ氏」が正式の大統領候補に指名されることになり、いよいよここから本格的に米国の大統領戦況が金融市場でも織込まれていくことになります。問題はここからのトランプ発言の市場への影響これまでの予備選挙では...
フラクタル理論とは?自然の法則とマーケット
「やったるで」相場は7/15金曜日でいったん終了で、7/20、7時現在、調整局面が続いています。おそらくこの調整は「明日まで続く」と思います。きょうは、なぜ、1時間に「単純移動平均60」を採用するのかのお話をさせていただければと思います。現在、朝の7時になりま...
バーナンキを最大限利用しようとする安倍政権
先週から今週にかけてとにかく市場の話題となっている「ヘリコプターマネー」という言葉はノーベル経済学賞の受賞学者である「ミルトン・フリードマン」が1969年に書いた最適貨幣量という本の中で用いた寓話であり、47年も経過した今日にそれがまたまことしやかに語られるこ...
ポンド円上昇の理由はソフトバンクのM&A
6月24日以降主要通貨に対して大きく下げたポンドでしたが、ここのところ当初の「ショートカバー」以上に強含む場面が多く、東京タイムでポンド円が結構動くのが不思議な印象でした。どうしてこうした動きがでるのか?なんとも不可解な二週間程度を過ごしてきましたが、昨日発表...