来週の「FRB金融政策決定会合」を控えて、注目をあびた3/10の「雇用統計」が昨日発表をされました。なぜ、今回の「雇用統計」がこれほどまでに注目を浴びるのかといえば、来週の金融政策決定会合において、3月利上げがあるか、否かの重要な節目になるためになります。なぜ...
FXコラム
投機筋にしてやられたか?2月の雇用統計
「FOMC」前の最大のイベントとして市場の注目を浴びた「雇用統計」でしたが、結果はNFPが事前予想20万人増に対して23.5万人の増加となったものの「平均時給の伸びが弱い」ということで売られることとなりました。一旦115円台前半まで下落したあと深夜0時過ぎに「...
投機筋が深く関与する事前やりすぎ相場の罠
ドル円は9日の「ECB理事会」を受けて結局本日の「雇用統計」の結果を待たずに115円を突き抜けてしまいました。確かに115円ジャストにはオプションも観測されていたようですが、これまでのように大量には残っていなかったようで「バニラオプション」主体ですと抜けること...
ADPの結果で114円台後半に乗せたドル円
8日に発表された企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した2月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は29万8000人増と、市場予想の19万人増を大幅に上回ったことからドル円は上伸し、1...
ラリーウイリアムズが言い始めたドル円と金
「ラリーウイリアムズ」といえば、商品先物と株式のトレーダーとして50年以上の実績を持ち、独自の分析視点をもっていることでも有名な存在です。国内では最近ラリーTVなるものも有償でみることができるようになっているため、改めてファンができつつあるようです。このラリー...
今度はFREXITに怯え始めている金融市場
Photo BORIS HORVAT/AGENCE FRANCE-PRESS米国のトランプ演説、3月「FOMC」の見通しといった大きなイベントの中身が見えてきた金融市場ではいよいよフランスの大統領に注目が集まりつつあり、ひとつの動きが顕在化しつつあります。CD...
上値も重いが下値も堅くなってしまったドル円
週明けのドル円は、大きな窓空けこそなかったものの、114円台に戻れたのも一瞬でその後は113円台後半を上下する展開が続いています。すでに3月利上げは完全に市場に織り込まれてしまったようで、このネタで相場がさらに買いあがるのはほとんど無理なようです。また、どうや...
海外M&A、賠償金支払、レパトリの影響とは
今年も本邦企業は期末を迎え、この時期ならではの為替資金需要を抱える時期となりますが、今年に関しては例年と様子が違うといった話しも聞こえてきます。すでに3月に入っていますので残りわずかの時間ですが、今回はこの件について考えてみたいと思います。本邦企業のレパトリは...
案の定自重の重さから反落してしまったドル円
Photo Reuters.com「イエレン議長」の講演内容が期待された3日のNY市場ですが、さすがに利上げを示唆する発言が出たものの、すでに市場は完全に3月利上げを織り込んでしまったことから買いの自重の重さも手伝って反落をはじめ一時103.800円レベルにま...
FRB要人発言は明らかな利上げキャンペーン
3月15日の「FRB」による「FOMC」の開催に向けて投票権のあるなしに係わらず要人の利上げ賛成発言が相次いでおり、「FRB」が組織的に利上げを口にして相場の反応をうかがうキャンペーンを行っていることが明らかになってきています。思い起こせば昨年のジャクソンホー...