FXコラム

リスク選好相場の解説@どう売買していくか?

フランス大統領選挙の1次投票結果を受けて、世界の金融市場は劇的な回復をしました。論調などをみると、もう、安心だ、という論調が多数を占めていますが、個人的にはそうは思っていません。仏大統領選挙後のマーケット解説何度も指摘をしていますが、相場の売買の種類というのは...

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税制改革案は上申材料になることはなかった

26日に発表となった米国の税制改革案は、市場の予想通り法人税率を35%から15%に引き下げるとともに、小規模な事業や個人事業主を含むパススルー事業への最高税率についても同様に15%に引き下げるといった内容で、個人の所得税率は3段階へと簡素化することなども織り込...

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ドル円とユーロドルの基準値をあらためて確認

市場では一大イベントであるフランス大統領選挙、そして懸念される北朝鮮リスクを通過したことから、楽観ムードが漂っています。個人的には、まだまだテクニカル的には円高傾向ですので楽観はできないと考えています。この時期に株価や為替が上昇し始めるのは、2015年以来にな...

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ドル円のじり高相場が継続する理由について

ドル円があれよあれよという間に上昇してとうとう111円に乗ってしまう展開となりました。冷静に考えて見えてみて、ここまで買いあがらなくてはならない理由があるのか?と不思議に思われる方も多いと思いますが、実はこうした動きには市場参加者の特別な動きが関係していること...

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週初めに空いた窓は必ず埋めにいくものか?

今週ドル円は月曜日早朝にフランス大統領選挙の第一回目投票の結果を受けて大きく窓を開けてスタートしています。ただ、その後月曜日のNYタイムにかなりドル円が売られる形となったために空いた窓の一部分は閉めにいくこととなりましたが、正確にはまだすべての窓は埋まっていな...

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1日と持たなかったドル円の110円回帰

フランス大統領選の結果を受けて上伸したユーロの影響から、ユーロ円の大幅上昇に引きずられる形で110円台にまで戻したドル円でしたが、結局ドル円単体として上昇する材料に欠けたことから単なる円買いポジションの「ショートカバー」が出ただけとなりました。ひとしきり買戻し...

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北朝鮮リスクの本質と今後の米中関係について

前回では、北朝鮮リスクに関して考察を進めていきましたが、日本ではこのリスクの本質を見極めている方が非常に少ないと思います。今回は、その話をしてまいりましょう。トランプの気質トランプ氏というのはレーガンの憧憬からアメリカ大統領になった側面があり、その証拠として彼...

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仏大統領選は無難な結果もドル円の上値は重い

右翼と左翼候補の激突の可能性も危惧されたフランスの大統領選挙ですが、24日の早朝に発表された第一回の選挙では「マクロン」と「ルペン」が勝ち残るという大方の予想通りの状況になり、しかもマクロンの得票率が高かったことから過度なリスク回避は免れる状況になってきていま...

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トランプ政権誕生から100日が経過した模様

4月の29日でトランプ相場が始まってからちょうど「100日」が経過することになります。しかし事前の期待とは裏腹に1月の就任以来為替のほうは方向感がなく、テクニカル的にはさらに下落しそうな雰囲気になりながらも、投機筋と個人投資家だけで回るドル円であることから売り...

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それでも今年の円高方向は変わらないと思う

フランス大統領選挙を前にして、テロが発生をしましたが、マーケットでは全く動揺が走っていません。そして、アメリカではオバマケアの改正法案の提出、税制法案の発表とまさにリスクオフ・モードになりつつあります。今回は、現時点でのマーケットを観てまいりたいと思います。リ...

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