最近株式市場の動きにしてもFX市場の動きにしても、人が裁量でトレードするのとはあきらかに異なる相場の動きが結構随所に現れるようになってきています。これにはやはり明確な理由があるようです。それはトレードにコンピュータの導入を積極的に進めたことが、こうした人がやら...
FXコラム
11月ドル円で稼ぐならスキャル・デイトレに専念か
いよいよ11月相場と意気込んではみるものの、実際のFX市場の主要通貨ペアの動きを見ていますと、大きなトレンドがでてがっちり儲けられそうに見えるのは「三尊天井」を下抜けたユーロドルぐらいで、ドル円はどうも上値と下値を抑えられて年末までよほどのことがないかぎり、大...
雇用統計は予想通りの結果@10年物米国債の週足について
雇用統計は、新規雇用者数はコンセンサスが32.5万人だったものの、結果は26.1万人になります。9月の新規雇用は-3.3万人から1.8万人に修正をされたのも予想通りの結果となりました。注目の賃金は、月間変化はコンセンサスが0.2であったものが、0。年間はコンセ...
パウエル新FRB議長で相場はどうなるか?
3日に発表された10月の「雇用統計」は前月から26万1000人増と、2016年7月以来の大幅な増加となり、市場予想の31万人増は下回る結果となりました。また賃金の年間の伸びが減速したことや労働参加率が低下していることは、必ずしも労働市場が絶好調というわけではな...
7-9月期 四半期非農業部門労働生産性についての解説
きのう発表された労働生産性の速報値は、3.0パーセントと前期1.5パーセントから上伸をしました。今回はこの聞きなれない「労働生産性」ということについてお話をしていきます。そのほか、イギリスの利上げや本日の雇用統計などのことを少し。非農業部門労働生産性平均賃金と...
BOE10年ぶり利上げ~ポンド売買は恐ろしい
BOE(英国中銀)は2日、市場の予想どおり0.25%の利上げを実施し「政策金利」を0.5%へと引き上げました。なんと「10年ぶりの利上げ」となったわけですが、最近の市場の傾向として事前の期待に届かないことや文言が声明に含まれると簡単に相場が嫌気して反対売買に走...
FOMCで材料出尽くし~FX市場はNFP待ち相場か
1日朝3時に発表された米国FOMCの政策決定会合では市場予想通り利上げは見送りとなりましたが、12月の追加利上げを強く示唆した声明となったことから発表を受けて、一旦下落したドル円はその後債券金利の上昇から114円台に回復しました。しかし、開けた東京市場では上値...
アメリカ新車販売台数とFRB次期議長の決定
日本では神戸製鋼の品質管理問題が話題になっていますが、経産省はのうのうと神戸製鋼問題の景況感を無視した景況感を発表しています。何度もお話しをするように自動車産業というのは非常にすそ野の広い産業であり、GDPに対して3パーセントの占有率を誇っています。つまり車の...
ユーロの経済成長率速報値発表の結果と今後の相場
ユーロの7-9月期の成長率速報値が発表され、年率換算で2.5パーセント、前期比で0.6パーセントになります。前期はこの数字が0.6パーセントと発表されていましたが、今回はこの数字が訂正をされて0.7パーセントになりました。この数字を受けて、「アメリカ3.0>ユ...
トランプアジア歴訪に北は何もしないのか?
トランプが訪日を皮切りに韓国、中国、フィリピンを歴訪し、ASEANの会議ではプーチンとの会談も予定されており、いよいよ北朝鮮征伐のコンセンサスをとるのが大きな目的なのではないかとの憶測も強くなりつつあります。そこで気になるのが北朝鮮の動向ですが、国内のメディア...