減税法案が動くたびに、アメリカ債券相場が上下動をしています。すなわち、一連の税制改革が通りそうな見込みになると債券価格が下落し、金利は上昇、反対に税制改革がなされないとみると、債券価格は上昇し、金利は低下しています。それにドル円はつられた動きになっています。一...
FXコラム
ネット社会・AI全盛相場では酒田五法はもう使えない?
ここのところ、FX相場に典型的なチャートの形が登場すると、ほとんどの市場参加者が同じ方向にポジションをもってしまい、チャートの教え通りに相場が動かないというかなり難しい状況が続いています。酒田五法はもう使えない?酒田五法については多くのトレーダーの方がその内容...
年8%運用の魅力、トルコリラ円は買っても大丈夫なのか?
本来為替というのは金利差で稼ぐ投資法であることは間違いありません。しかし、いまや先進国のほとんどは低金利になっていますから、差分で稼ぐといってもよほど多額の資金にレバレッジでも書けないかぎり”雀の涙”程度の運用利回りしか得られず、そこに為替自体の価格変動が伴う...
日本は何故いつまで経っても成長しないのか?
日本株の「ファンダメンタルズ」が良い、とアナリストや専門家が叫ぶ度に個人的にはしらけていきます。日本のファンダメンタルズなんかちっともよくなっていないし、テクニカルもFXも、株も全然ダメな状態で、なぜ、この人たちは、「円安、株高」なんて言えるのだろうか、と不思...
週明けのFX・ドル円は一体どうなるのか?
11月も押し詰まってきているタイミングで妙な下落を加速し、とうとうドル円は111円台まで下落してしまいました。テクニカル的には確かにこの下のラインを割るとさらに下落することが考えられるものの、今一番連動性の高い米国の10年債利回りを考えた場合に、ここからさらに...
いよいよFXのレバレッジは10倍へ変更か
以前から噂されていた国内FX業者の「レバレッジ規制が10倍」へダウンする話が本格化しそうな状況になってきています。これは金融庁がその旨を示唆しはじめたもので、2018年の秋には実施の運びとなりそうな勢いです。ただ、その内容を調べていきますとかならずしも消費者保...
ドル円のテクニカル分析@移動平均線10、30から見る
最近はファンダメンタルズの話ばかりしているので、まずはテクニカルの話からしていきたいと思います。〇ドル円日足単純移動平均10.30普通は4時間足で「単純移動平均の10、30」をみるものですが、4時間足はほぼ、円高で確定になっており、そして、かい離がひどい状態な...
ロシアゲートとは別要因が働くドル円下げ相場
動きとしてはたいしたものではありませんが、ドル円が続落し、とうとう主戦場が112円台に下がってきてしまいました。東京タイムのはじめに日経平均が300円以上、上昇しても下落を始めてしまったドル円は、当初ロシアゲートの報道起因で下げているなどと言われましたが、この...
ハイテクをもつアメリカ経済の一人勝ち
毎朝、テレビ東京のモーニングサテライトをみていると非常に楽しいものです。6連続営業日下げのときのコメンテイター陣は、あるものは顔つきがさえなく、青白く、またあるものは、ここから絶対に上がると強弁を張り、尾川真樹に至ってはいつものように大門未知子ばりの「円安です...
米下院・税制法案可決だが・・市場のテーマは不明確
米国下院は共和党が税制改革法案を可決したことで、なんとか113円を戻し東京タイムを迎えています。NYタイムの序盤は戻り売りで、またしても112円台に沈んだドル円は大きく下値を模索することもないままに元気のない時間帯を過ごしましたが、なんとか後半で113円台を復...