みなさん、減税法案によって変わることは、企業が21パーセントもの減税を受けて、その業績が上昇するから株は買い、日本もアメリカ経済には左右されるから買いだ、と解説する人が多いのです。一見、まともな見方になりますが、でも、こういう分析をする上で一番大切なことという...
FXコラム
2017年回顧その3・政策金利差では動かないFX
2017年の取引を通じて強く感じたのは、各国の政策金利差をベースとしてFXは動かないということです。米国は今年年初から利上げを積極的に行い、本来はドル円では政策金利から言えばドルのほうがもっと上昇してもよかったわけですが、年間を通じてみますと、結局利上げには為...
事実だけをみてFX相場に対応しないといけない
相も変わらず、日本の報道も、アメリカの報道もトランプ批判が続きます。私は彼が好きではないけれど、でも今年1年に限っては非常に「まとも」であるという印象があります。2016年の流れ2016年は年初から日本銀行がマイナス金利を導入しました。これは、一般的にチャイナ...
2017年相場回顧その2・トレンドフォローが結局勝利の道
今週は今年のFX取引を振り返っていますが、二つ目のポイントとしては、結局のところトレンドフォローで売買することが大きな利益をもたらすことになったという点があげられます。これはこうした文書で読みますと至極当たり前の話に聞こえるのですが、実際にFX取引をしています...
トランプ相場の罠@株と違った為替の動き
12/16現在、日経平均は調整局面にありますがそれより重要なのがドル円為替の動きです。【ドル円 週足】このように115円手前の壁ではじかれて再び円高になりましたが、予想通り今までとは違ってさら小さなもみ合いになっています。これで四度目ですがテクニカル的なボック...
2017年回顧・相場相関性の崩壊
今週からはもう相場も動きませんので2017年市場を振り返ってみたいと思います。まずはじめに今年の相場で注目したいのが「市場相関性の完全崩壊」です。長年FX市場を見ていますと、一応FXの特定通貨ペアと相関関係、もしくは逆相関関係のある相場というものは比較的明確に...
相対値はわかりやすい数字だが非常に危うい数字である
特別レポートを現在、書いているのですが、書けば、書くほど新しいアイディアが沸いてきて困っている状態になります。来年には公開されると思いますので、ぜひ、見てみてください。「FOMC」については、予想通りであって、その予測数値もほぼ予想通りなので、何も言うことはな...
年末相場最大のポイントは米国税再改革法案通過の可否
米国FOMCに次いで実施された14日の「ECB理事会」では「政策金利」は据え置きとなりましたが、インフレ見通しが引き上げられたことからユーロは対ドルで1.1862付近まで、対円で133円74銭付近まで上昇したほか、対ポンドでも0.8833付近まで値を上昇させる...
波乱なく終了の12月FOMCを振り返る
注目の12月「FOMC」は予想通りの0.25%利上げとなり、FX市場は債券市場の金利の下落に呼応するようにドル円が売られる展開となっています。「FOMC」のドットチャートでは来年の利上げ回数も3回が維持されていますが、かなりの数の委員が入れ替えになるということ...
卸売物価指数と中小企業楽観指数についての考察
12日に卸売物価指数が発表され、前月比0.4、前年比で3.1になります。コアが0.3、コアコアが0.4でした。前年比はともに2.4でした。先月の消費者物価が前月比0.1、前年比2.0になります。また11月の消費者物価は、本日の発表になります。WSJより考察消費...