政治の憶測に基づく相場の見立てはかなり危険ですから日常的にはあまり行わないことにしているのですが、森友問題はいよいよ安倍総理の尻に火が付いた状態で関わった完了の辞任だけでは収まりがつかない状況になってきています。今後の進展は状況を注視していくしかありませんが、...
FXコラム
トランプはアメリカ経済に自信をもっている?!
トランプが北朝鮮との対話を決めました。このおじさんの発想はどうなっているのか、まったく意味不明なのですが、この背景には、政権の切り札が北朝鮮ということになるだろうと思います。あくまでも推察ですが、トランプはレーガンにあこがれていることは確かなことでしょう。レー...
3月12日週のドル円は上値余地を確認する動きか
先週のドル円は一旦下値から戻す展開となりましたが、戻りは不明確で週明け以降この動きがさらに加速できるのかどうかが大きなポイントになりそうです。金曜日のドル円は106.500円を超えたことからそれまでショートにしていた売り目線の勢力がドテンして買いに転換したとの...
労働参加率からみる経済の話
雇用統計の内容は良いのか、悪いのかはよくわからない内容になりました。まったく注目されていなかった非製造業部門の雇用者数は31万人と、かなりよい数字でした。上記のように過去1年間ではもっともよい数字だったのですが完全雇用下ではいくら数字が増えてもこれは転職者がほ...
1日の上下動が大きくなると相場はバブル末期に近づいている
金曜日は東京市場は東証がメジャーSQということで注目されましたが、前日比で500円以上上昇したもののその後ザラ場で全値戻しを示現するなど猛烈に荒っぽい動きを見せることとなりました。Data トムソンロイター北朝鮮と米国が会談を行うというのが確かに支援材料になっ...
ユーロは転換になるだろう、と思う
おそらく、先週ユーロが買いから売りに変わったということを書いたと思いますが、その記述はテクニカルの部分から売り転換になったのです。今回はファンダメンタルズ、材料と伴いユーロは売りに転換をしたということになります。ECB理事会ECB理事会での声明文に、今回は「必...
FXに思い込みは禁物!倍返しで下落したユーロドル
昨晩のECB理事会の政策金利発表にともなう動きが熾烈を極めることになってしまいました。まず、フォワードガイダンスの修正がヘッドラインで踊り「必要ならば債券購入プログラムの規模を拡大する」との文言を削除との報道がでたことから一気にユーロドルは買いあがることとなり...
アメリカの貿易赤字問題を考える
きのうのコーンNEC委員長の辞任は一般的には報復関税に反対したためと言われていいます。個人的な意見としては、この辞任はそんなことではない、とは思うのですがあくまでも推測にすぎません。ただ、貿易赤字問題というのはアメリカ経済にとっては看過できない問題であることは...
コーンの辞任で政権のまともな良心を失ったトランプ
ゲーリーコーンNEC委員長がとうとう辞任したことで東京タイムに大きく売られたドル円でしたがさすがにこの件ひとつだけでは下落は続かずNYタイムには106円台まで買い戻される動きがでています。しかし、政権内で数少ないまともな良心を失ったことで、トランプ政権の関税に...
日銀理事人事と金融緩和とマーケット
日本銀行の副総裁、理事人事が未だ国会承認は得られていませんが、ほぼ内定をしていると思います。その中で副総裁候補の若田部氏は金融緩和積極派になります。彼の素性はよく知りませんが、4月から円安になると思っている私にとっては金融緩和なんかやっても景気なんかよくならな...