「イエレン議長」の発言によって、大きく相場が動いていますが、なぜ、相場というのは急激に動くと「かんたんに終了するのか」というお話を今回はしたいと思います。この問題は内部要因の問題であってテクニカルの問題ではない、ということを先ず最初に記しておきたいと思います。...
角野 實のコラム
マイナス金利は円安政策ではなく「円高政策」
前回は、日本銀行、クロダ氏のジャクソンホールでの発言に注目すべし、と書いたアナリストのことを酷評しましたが、訂正をいたしたいと思います。ちゃんと、もう次に何をやるか、クロダ氏お話を現地でしております。私はクロダ氏のことすきでもないですし、興味もないのでNHKニ...
ジャクソンホールの喧騒とソロスのポジション
ジャクソンホールといえば、前「ベン・バーナンキFRB議長」がアメリカの「量的緩和」を発表したホールとしてつとに有名な場所でもあります。この「バーナンキ」がアメリカの「量的金融緩和政策、QE」を発表したことによってこのホールで「金融緩和」期待が高まると注目を浴び...
4年に1回の危機が訪れるアノマリーの背景
今年はオリンピックイヤーで、ブラジルのリオで開催されました。古くはギリシャアテネで開催され、その後のギリシャはどうなったのか、シドニーは毎年のように異常気象、中国、北京の迷走ぶりは明白、ロンドンはイギリス離脱問題、今回リオ、ま、どうなるのでしょうかね。そして日...
ビックデータのリスクのテクニカル分析
いろいろな「ファンダメンタルズ」で見てきましたが、少し「テクニカル」でドル円相場をみていきたいと思います。本来、テクニカルというものは「モチアイ相場」には非常に弱いものということを理解している人は少ないのです。なぜなら、非日常と日常をわける線引きがないからです...
日経平均株価とドル円の関連性について解説
前回、企業物価と株価を比較した際に為替と株価の関係もチャートにしてみました。以下がチャートになります。図は2011年1月から2016年7月までの月の終値をプロットしたものになります。完全に株価が先か、為替が先かはわかりませんが、要するにニワトリが先かタマゴが先...
今後はアメリカとイギリスを中心に買い!
市場は、すでに夏休みモードの終了に近づいていると思います。もちろん、直近は9月の「雇用統計」ですが、メインは「FOMC」になると思います。「雇用統計」に関しては、肌感覚としては8月に発表される数字よりは若干悪い数字にはなると思いますが、6月のような酷い数字には...
アベノミクスが崩壊したらドル円は70円?
前回は、まだ「アベノミクス」バブルは継続中であるということを説明しました。⇒ 株価と企業物価の関係を解説!アベノミクスバブルは崩壊するのか?しかし、今回の補正予算のメニューをみても力強い日本経済は望むべくもなく、どうやってこれから、株高や円安を維持させるのであ...
アベノミクスバブルはこのまま崩壊するのか?
今年の年初に私は、「今年は円高が進行する」と言った覚えがありますが、イギリスの離脱を機に世界的な機動的な財政出動が行われると「伊勢志摩サミット」の合意を背景に円安論を展開しています。ただ、こういった「モチアイ相場」は私の最も苦手なことであり、こんなものやるくら...
日本の経済成長、年率換算で0.2と方針転換
8/15に日本の「4-6月期の経済成長」が発表され「年率で0.2パーセントの成長」としました。それを受けて、日本政府は年間目標を1.7パーセントから0.8パーセントに減らしました。言っては悪いですが、FXの関連ニュースではこの数字に関して全く理解していませんの...