よく経済誌などで「今後、ドル安になる」と訴える専門家がいるのだが、正直、この人たちはアホではないか、と思う。アメリカの経済成長は、1960年代を彷彿とさせる勢いで上昇する可能性があるのに、何を言っているのか、と思う。きのう「G20」会合の記者会見で「今後は新興...
角野 實のコラム
ドル安からドル高へ@ドル高、円高の流れに
専門家連中は長期トレンドから、ドル安と叫ぶ方が多いのですが、実態はドル高の流れは止まらない。なぜなら、① 10月から国債の買い入れ額を減らしており、国債の買い入れ額減ということになります。すなわち、それはドルの供給減を意味し、ドル高になるということです。② ア...
きょう明日が正念場!日経平均20年ぶり高値の意味
久しぶりに取り上げますが、きのう企業物価が日本銀行から発表されました。それによると、企業物価は2015年基準で今年8月の物価は、速報値は前月比で変わらず、2015年基準での指数は98.8、去年と比べ2.9パーセント上昇になります。要するにこの数字の概要は、20...
IMF世界成長見通し、SEOがきっかけでやっと円高に
IMFの世界成長見通しが10日に発表をされ、それをきっかけに円高になったと思います。正確な発表時刻はよくわかりませんが、たぶん、これ以外に材料がないのでこれをきっかけに円高になったと思います。その内訳は、・世界:3.6+0.1・アメリカ:2.2+0.1・日本:...
日本のCDS急騰!日本の倒産リスクについて
CDSというと「リーマンショック」の代名詞という保険商品になります。この保険商品の料率が今、急騰しており、今回はその影響がドル円に影響をしているのではないのか?という話になります。■CDSとは?ここでも、何度も解説はしていると思いますが、正式名称は「クレジット...
金利差拡大で円安なんかにならねぇーじゃないか!!
テレビに出てくるコメンテイターや日銀関係筋にはっきりといいたい。雇用統計での平均時給2.9パーセント上昇というのはほぼ、年内物価目標2パーセントの達成を暗示させる内容なのだから「日米の金利差拡大で円安になるはずだろ、なんでならないんだ!」と。だから、従前から私...
10/6発表、アメリカ雇用統計とテクニカルの解説!
アメリカ雇用統計が金曜日のいつもの時間に発表されました。その数字は、非農業部門の新規就業者数は「-3.3万人」。久しぶりにマイナスという数字をみるな、と思いますが、実際、この数字はマーケットには関係はありませんでした。今回の注目点以前に、私は、この新規雇用者人...
トランプの税制改革法案が下院を通過!
個人的には当たり前のことを議会が通ったことを過大評価しすぎでしょ、としか思わないというのがニュースをみた感想です。今後、上院も紆余曲折をしながらも通過することでしょう。このような状況の中で大統領に逆らう議員はおそらく、中間選挙に苦戦をするので反対しづらい、とい...
アメリカの経済回復はイエレン議長の計算通り
この4月からドル安になるよ、と散々、このFXコラムで言っておりました。ドル安にみなさんが気づき始めたのは、夏前になって酷いドル安だと口ぐちに叫び始め、当分、このドル安は続くだろう、と叫び始めたときに私は、今度はドル高になるよ、と言い始めたのです。実際に、8月の...
ドル円は選挙結果次第@ドルがめちゃくちゃ強い現状
私からみれば不思議な話だが、選挙結果については自民党の圧勝はなくなったが、自公政権は維持される見通しということに相当な違和感を覚える。民進党もセンスがないが、自民党のセンスの無さも相当なものであろうと思う。消費税の使い道は最悪考えてみてもほしい、現在、お給料か...