経済新聞やニュースなどで定期的によく耳にするのが「貿易収支」という言葉です。これは文字通り一国の貿易における収支を表したもので、輸出金額と輸出金額の差額のことを表すものです。輸出金額が輸入金額を大幅に上回る状態は「貿易黒字」と呼びますし、逆に輸入金額が輸出金額...
Kentaro
上値も下値もオプションで止められるドル円
118円割れまで下落したドル円は、結果的になんとか118円割れを食い止めて120円台まで戻しましたがこちらも株価が上昇してもそのまま抜けていかない状況に陥っています。どうやらオプションの存在が、その動きを大きくけん制してしまっているようで、月末まではまともに動...
センチメント調査って何?この調査は相場に影響を与えるのか?
「センチメント調査」というのは、企業や消費者のマインドを計るためのアンケート調査全般を指すもので、将来の景気動向の指標となるものをいいます。国の特定機関が調査することもありますし、外部の機関が調べて発表するものもあり、国によって様々な状況といえます。センチメン...
インフレ・デフレって何?インフレとデフレ経済に良いのはどっち?
インフレやデフレという言葉は金融市場で日常的に聞く機会の多いものです。それだけインフレやデフレは市場に大きな影響を与えることになるため、基本的な意味をしっかり理解しておく必要があります。この項目ではインフレとデフレについてわかりやすく解説していきたいと思います...
米雇用統計が相場に与える影響を解説@雇用は最も重要な指標である
米国が発表する「経済指標」の中でも重要な役割を果たしているのが雇用統計です。基本的に「毎月、月初の第一週目の金曜日」に発表されるこの指標は、全米の企業や政府機関を対象に調査します。失業率、非農業部門就業者数、週労働時間、平均時給、建設業就業者数、製造業就業者数...
2015年のドル円相場は投資妙味に欠けた
まだ2015年が終わったわけではありませんが、ドル円相場も年間を通じてみればスイスフランショックから始まって、8月の中国起因の大幅下げなど実に様々なことがあったような気がします。スイスショック→ スイスフラン円20分で約4000pipsの上昇の歴史的相場中国シ...
中央銀行の金融政策で相場は大きく変動する
中央銀行というのは、物価の安定や景気の調整なども目的とし、経済を安定させる役割があり、国の金融システムの中核を担う銀行でもあります。中央銀行はその特性上、極めて公共性が高い銀行とも言われますが、基本的に政府からは独立した機関となっています。これは、政治的背景に...
要人発言で相場は大混乱?たった一人の発言で相場が大変なことに!
為替市場の変動は様々な要因によって起こりますが、その一つに各国要人の発言も含まれています。先進主要国の要人発言でとんでもない波乱波乱相場が示現するケースというのは結構あるものです。最も乱高下するのは予期せぬ要人の発言です。当たり前のことですが、要人といっても普...
突発的なニュースで相場は動く!予測は出来ないが対応が大切
FX取引を長く行っていますと必ず遭遇することになるのが「突発的なニュース」によって、相場が大きく変動することです。暴騰することもあれば暴落することもありますが、やはり時間的に短い中で大きなダメージを与えられてしまうのが「暴落」するケースということになります。具...
FX相場におけるM&A買い切り玉の賞味期限
為替相場におけるM&Aの買い切り玉の賞味期限ですが、本邦の生命保険会社の豪州の保険事業買収などの話題でポンドが買われたり、豪ドル円の買い戻しが進んだりしています。こうしたM&Aの話というのは、どこまでが賞味期限なのか非常にわかりにくい部分があり、一体どの時点ま...