3月「FOMC」で利上げが大方の予想通り見送られ、しかもその後の「イエレン」会見でかなり「ハト派」的な発言が目立ったことを受けて、ドルは大幅に売られる形となりました。逆に株は上昇し、逆相関関係にある原油相場も大きく戻り、「コモディティ」も堅調さを取り戻してきた...
Kentaro
イースター明けは投機筋の仕掛け売買に注意
欧州はイースター休暇で金曜日、月曜日とお休みになります。米国も株式市場は動きますが、かなりお休みモードになることからこの週末は殆ど相場が動かないことが想定されます。本邦勢は決算を控えているため、国内銀行の「インターバンク」は「実需」でのオーダーが出てこない限り...
国際情勢からみた円相場@円買いに変わりなし
先に上海合意によって、中国の国際的な救援プログラムが発足したという説明をしてきました。その上海合意が2月の末になるので、月末の売りをこなしながらもアメリカの株価を中心に上昇をしてきているのが現在の状況になります。日本株を海外勢中心に売り3/7の週に外国人投資家...
月末を睨んで戻りを試そうとするドル円相場
いよいよ月末まで7営業日を切る形となり、日経平均のほうはかなり「PKO」と思しき買いが相場を吊り上げようとしている気配が感じられます。ただし、あっさり1万8000円台を回復するほど易しい相場にはなっておらず、1万7500円以上の日経平均に戻すだけでもかなりのエ...
ユーロドルは月末に向けて戻りを期待
3月の「ECB理事会」後の記者会見で「ドラギ総裁」が失言をしてしまったことに起因して、またしても猛烈な上昇を示現させてしまったユーロドルですが、決して経済的状況がよろしいわけではないのに、ドル高方向にはもはや動かなくなりつつあります。そこでこの先3月末にむけて...
円安相場の始まり@ドル円は118円を目指す
「前回の記事」では、レンジ112円から114円、「ECB」の「金融政策決定会合」は必ず行うと書きました。しかし、ニューヨークダウの銘柄入れ替えは行われずとくに急落症状になることはありませんでした。今回は3/22からの相場動向についてお話をさせていただければと思...
南アフリカが政策金利を引き上げた!
南アフリカ共和国の「中央銀行」にあたる準備銀行は3月17日に「政策金利」にあたる平均レポレートを6.75%から7.00%に引き上げると発表しています。日本をはじめとする先進国の金利がマイナスになっていることから考えれば、夢のような利息がもらえることになりますか...
平成28年度相場に知っておきたい国際情勢
私は今年が始まってからずっと「円高」になるといっていると思います。実はそれは正しい表現ではなく、「ドル安の年になるよ」ということになります。この考え方の背景を少し解説をしていきたいと思います。リーマンショックは500年に一度の相場「リーマンショック」の金融市場...
上海G20でドル安合意があったとの報道
2月26日~27日に中国上海で「G20」が開催されたのは皆さんご存知のとおりですが、今になって振り返って見ますとこの「G20」開催後ドルが多くの通貨に対して下落する「ドル安状態が継続」するようになってきています。実はこの背景に「G20」で、かなりゆるい形でドル...
日本の祝日、海外勢のドル円売りに要注意
「FOMC」明けの17日いきなり110円60銭台まで売り込まれたドル円ですが、18日は一旦膠着状態になったものの、またしても週明け「国民の休日」で本邦勢不在の中、21日にはドル円が大きく売り込まれるリスクを考える必要がありそうです。2月11日ドル円は2円以上の...