含み益とは、利益確定していない状態の見込み利益のことです。
一方、含み損とは、損失確定していない状態の見込み損失のことを意味します。
含み益は確定利益ではない
含み益が出ている状態で、まるですでに利益が確定したかのように錯覚してしまうトレーダーがいます。
含み益は、あくまでも見込みの利益に過ぎず、確定しなければ利益額が減少したり、場合によっては損失になってしまうこともあり得ます。含み益と確定利益はきちんと分けて考える必要があります。
含み損は損失に近い
含み益を確定利益だと錯覚すること以上に陥りがちなのが、含み損を損失だと認識しないことです。
もちろん、含み損はあくまでも見込みの損失なので、取引を終えなければ損失は確定しません。
しかし、損失であることを認識しないでいると、含み損がどんどん膨らんでしまいかねません。含み損が出ている場合には、確定損失につながる可能性が高いことを十分意識しておくことが望ましいです。
含み益の減少や含み損の増加は心理ダメージが小さい
含み益が出たり、含み損が減少したりすると、心理的なプラス効果が大きいとされています。
いっぽう、含み益の減少や含み損の増加は心理ダメージが相対的に小さいとされています。
というのも、含み益が減少しても、「あくまでも利益は出ている」という救いがあります。また、含み損が増加しても、「もともとあった損失だ」と開き直ることもできます。
こうした、より良い方向に物事を考えようとしていると、適切な投資判断が行えなくなる可能性があります。含み損や含み益には注意を払う必要があります。