フェイクニュースとは、その名のとおり日本語では虚偽のニュースなどと言われるものです。
事実ではないまったくうそのニュースをネット上で流すことでSNSなどを使って広範に情報伝達することで、最近問題になっているのはこの手法を使って2016年の米国大統領選挙に大きな影響が出たのではな以下という問題です。
トランプが強く指摘する米国メディアのフェイクニュース
トランプ大統領が就任時から敵視し今も口にしているのが米国のメディアのフェイクニュースです。
大統領選の当初からほとんどのメディアはクリントンが勝利を収めるという前提で報道を行い、どこまで操作をしたかは明確ではないものの支持率の推移も常にクリントン有利で進めてきたことは事実です。
またクリントンサイドにかなりダークな歴史があったことも一般のメディアはほとんど報道していな買ったのも事実でした。これだけをもってしてフェイクニュースといえるかどうかは微妙ではありますが、たしかにバイアスがかかっていたことは事実のようです。
メディアがうそをついており、報道が偏っている、きちんと仕事をしていないというのはあながち間違いとはいえない状況です。
足元でもっとびっくりさせられるのは、米国民はロシアゲート問題に対してほとんど関心がないという調査がでているにもかかわらず一部のメディアがトランプ憎しで徹底的に追い込もうとしていることで、これも今の段階では真偽のほどははっきりしませんが、常に両面の報道があってしかるべきで、トランプがいまだにフェイクニュースという言葉を使って怒り心頭で自らのツイートを大事にしている理由は理解できるところです。
フェイクニュースの見極めはきわめて難しい
国内のメディアでも印象操作といったことが指摘されるようになってきていますが、確かに映像と見かけからくる印象がかなり人のイメージを左右していることは事実で、そこに編集と厳しい言葉遣いによる批判が上乗せされると想像を超える悪印象を与えることがでることは事実です。
フェイクニュースというのまったくの事実無根をイメージしがちですが、それにいたる前のレベルでも積み重ねによってフェイクニュースとしての成果を出せる報道の仕方があることは事実です。
日米ともにきわめて支持率の低い指導者と接する局面が続きますが、フェイクニュースに影響を受けないためには相当なリテラシーを要求されること間違いなく、人の意見ではなく自分でしっかり判断することが求められる時代です。