このFX手法は、ロンドン時間とニューヨーク時間の値動きを狙ったトレード方法です。
通貨ペアはドル円とユーロ円です。テクニカル分析は一切使いません。必要なのは東京時間の高値と安値だけです。
非常にシンプルなFX手法で取引を行いましたが、勝つ事は出来ませんでした。
FX手法概要
手法名 | ロンドン時間の値動きを利用したブレイクFX手法 | ||
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開発者 | misary さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円 | ||
分析手法 | ローソク足、高値安値 | ||
その他選択項目 | 逆張り、順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 120分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 逆指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -20pips |
東京市場の高値と安値を意識したFXトレード
午前8時から15時まで(冬時間は16時まで)を東京時間として区切り、その時間内の高値と安値を確認します。そしてそれぞれの値より 外側1pipsのところに、逆指値注文を出しておきます。
例えば、東京時間のドル円の高値が100.00円、安値が99.50円だったとします。そうしたら、ロンドン時間開始前に100.01円に逆指値買い注文。99.49円に売りの逆指値注文を入れておきます。どちらも、利確・損切りを20pips で設定します。
そして、先にどちらかの注文が成立したらもう一方はキャンセルして、あとは成立したポジションだけを生かします。たったこれだけのシンプルな手法です。
恐らくFXをやっている人であれば、誰でも1度は思いつくFX手法だと思います。
(チャート作成後に気が付きましたが、以下のチャートは1回目の売りポジションが約定しているので、2回目の買い注文は行わないルールでした。管理人)
このFX手法では勝てなかった
結果を言いますと・・あまり使えるFX手法ではありませんでした。利益と損切りの割合が1対1なので、当然のことながら勝率5割以上ないとトータルで利益が出ません。
私が試した3ヶ月間では勝率が4割程度だったこと、あとボラティリティがない時は使いにくいFX手法であり、現在は使っていません。
FX相場の流れが向いている時は面白いように勝てますが、トータルで見ると安定した利益は出にくいFX手法だと思います。今考えると、ギャンブル性が高いFX手法だったように思います。
FX相場は、トレンドよりも持ちあいの方が多いと言われてますので、この結果は当然なのかもしれません。